ブラバン (新潮文庫)/津原 泰水
¥620Amazon.co.jp

【大麻を隠し持って来日したポール・マッカートニーが一曲も演奏することなく母国に送還され、ビル・エヴァンスがジョン・ボーナムがジョン・レノンまでも死んでしまった、1980年(昭和55年)。
醒めた熱狂の季節に、音楽にイカれバンドに入れあげるボーイズ&ガールズが織り成す、青春グラフィティ。
クラシックの、ジャズの、ロックの名曲にのせ、総勢三十四名のメンバーたちが繰り広げる、大群像劇。
四半世紀の時を経て僕らは再結成に向かう。
吹奏楽部を舞台にしたほろ苦い「青春」小説。 】

誰 が 誰 だ よ !

■ 感想とか色々~

登場人物多すぎて解んなかった!
いやあれだなわたしが頭パーンなのもあるんだろうけどな!
解んなかったーよー。
四半世紀過ぎたあとの近況&状況と担当楽器もあるのでわっはーい状態です、いやほんと解んない。
他片(たひら)くん視点。
まわされちゃった女の子、堅い顧問、吹かない佐藤、現顧問かつOBの岸岡さん。
でも全員で34人なのでその時点で覚える気力なし、なぜ読んだんだとは聞いてはいけない。

現在の方が重点が置かれているはず、かと思えばエピソードの多くは高校生だったときのことなので、なんだかなあ。
あんまり 可愛い!! も かっこいい!! もなかったよう…な……佐藤くんを越える逸材には笑いました、時々(ローマ法王の説話(?)を聞きに行った)面白かった。
花火はえぐいぞ。たひらくんと先生とはどうなんだろう。

青春、つっても、そこまででもなかったし、人数把握できないとなにがなにやら解らん!!
津原さんの名前+イラストで読んだので、津原さん名義の作品で今まで読んだことのあるのと比べれば、竪琴とかのが面白かったなー。
分厚い。

イラストレーターは中島梨絵さん!
好きー。