なぜ? スタバなどカフェのほうが仕事がはかどるのか? その5つの理由とは? | 佐藤伝の1人ビジネス成功習慣

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みなさんは、こんなこと感じたことありませんか~?

それは、こんなことです

▼  

「自分の家や、オフィスで仕事するよりも

なぜか、スタバとかタリーズなど 外のカフェで やったほうが

効率がいいんだよなあ~♠」 (太郎君)


とか


「ファミレスとか ドトールとか  ちょっと ざわざわしている場所の

ほうが なんだか はかどるし やる気になるわ~♡」(花子さん)

 

 

 

 

 


(想像しただけで もう カフェに直行したくなった方もいるのでは(笑))



シ~ンと 静まりかえった自分の部屋は 集中できるはず・・・


それなのに


なぜか知らないけど、

カフェのほうが なんだか気が散らずに 集中できてしまう。


そんなふうに 感じたことは ありませんか?


じつは、・・・・・・



その体感は  まったくもって 正しいのです。



なんだか モヤモヤしていた人のために

 

 

 

 

行動習慣ナビゲーター(Dream Navigator)の見地から 

きちんと 解説しますね。


理由は 下記の 5つです




 ※ その1

 ホワイト・ノイズ


物音ひとつしない シーンと静まりかえった空間よりも

多少、ざわついた環境音や会話があったほうが

ヒトの脳は 
集中するというデータがあります。

具体的には 70デシベル前後の音です。

これを行動習慣では 

「 ホワイト・ノイズ 」

 といいます。

(オーディオの分野でいうホワイトノイズとは
 意味が異なります)


その意味は、


「良い雑音」


英語の white には 

良いというニュアンスが含まれます。

大きな会社が買収の危機にあるようなときに報道される

「ホワイト・ナイト(白馬の騎士)」という用語を

思い出す方もいるかもしれません。
(敵対的買収をしかけられた会社を 買収者に対抗して
 友好的に買収する会社のこと)


雑音にも 悪い雑音と 良い雑音があるのです。


ガラスを 爪で キキキ~ッ と ひっかく音
(想像しただけで 鳥肌が立ちそうです ゲゲ~っ)

あれなんかは 悪い雑音の代表格ですよね。
まさに ブラック・ノイズです。

何が言いたいのかというと・・・・


ちょっと咳払いをしただけで、鬼のように睨み返される図書館

よりも、

 

 

 

 

 

 

 

 

人間同士の会話があるカフェのほうが

このホワイトノイズに満ちている空間であるということです。

行動習慣という学問で呼ぶところのホワイトノイズ

イコール

意味のない70デシベル程度の音



ということは、

逆に こんなことも いえるのです。



 隣の席のカップルの おしゃべり に

あなたが 耳をそばだてた瞬間から 

その会話の音声は 意味をもってしまうため

もうホワイトノイズでは なくなってしまっているということですね。

(わかる わかる~)





 ※ その2

 フロックDNA



われわれ人類は、太古の昔から

群れをなすことで 命をつないできました。

ネアンデルタール人とかクロマニョン人とか

歴史で習いましたよね♪  なつかしい~

 

 

 

 


寒さにふるえる冬は、みなでかたまってお互いの体温で

あたためあい、たった一つの焚き火
を囲んで

オオカミなどの猛獣の攻撃を 団結して防いできたのです。

 

 

 

 

 

 


協力してマンモスを 落とし穴に 追い込んで

その肉をわけあったり

狩りをする者、住処を守る者、・・・と 役割分担をして

共同体を維持しつつ  とにかく群れをつくって

自分の近くに 人間の吐息
を感じながら 

気の遠くなるような時間をついやして

なんとか ヒトという種を こんにちまで保存してきたのです。

 

 

 

 

 


ヒトは たったひとりでは 生きていけない宿命にあり

それは なによりも わたしたちヒトのDNAに

しっかりと刻まれています。(Flock DNA)


「孤独が好き」 だの 「自分だけの自由を追求する」

などと かっこつけてみても

ヒトのDNAは  ヒトが 恋しくて 好きなのです。






 ※ その3

 観客効果




ミニスカートやマイクロミニをはく習慣のある女性たちは、

どんどん脚がきれいになっていくんだそうです



 「もともと脚がきれいだから ミニをはくんだろう?」


もちろんそれもあるでしょう!


ですが、

短いスカートで脚を露出することで 
視線が集まり

筋肉と脳神経に ますます いい緊張感が生まれる。

もっと、きれいになろう もっときれいにしよう!という意識が

芽生えるわけです。
(行動習慣でいうところの善循環スパイラル効果です)


このように

周囲の視線が 自分に影響を与える作用を

 『 観客効果 』 といいます。

 

 

 

 

 

(※なんと この写真の中の何人かは朝カフェに参加したことあり!
 PREMIUM朝カフェ  毎月最終土曜日開催中 




万年・ジャージで ゴロゴロしていると ますます

ぽっちゃり体質になっていく傾向があるそうですから

まさに その逆ですね。



カフェでは 周囲の目があります!

いくらソファが置いてあるオシャレなカフェがあったとしても 

自宅のように 両足をカウチに投げ出して ひっくり返って

グースカ・ピーピー 眠りこけるのは やっぱり

憚れてしまいますよね。(汗) 


ここに 周囲の目という視線効果によって 

良い意味での緊張感が

生まれているのです。



ひとは 緊張感がありすぎるとダメですが

適度な緊張感というのは かえって 仕事の効率


高めるのです。   (おそるべし観客効果!)





  ※ その4 

 締切効果



カフェでは、さすがに何時間も居座ることが気まずいですよね



コーヒー1杯という時間が、締切効果を生み出すのです。

自宅や仕事場では、だらだらと 何時間でもいることができます

 

 

 

 

 

 

 


ところが、カフェでは

コーヒー1杯分の時間を有効に使って、

 

 

 

何かをやってしまおう!と

時間が区切られることで 集中できるわけです



コーヒーなどの飲み物が、タイマーの役割を果たしているわけです。

なるほど~




 ※ その5  

 制限効果



カフェに 大型のカラープリンターや 

ごついプロジェクターを持ち込む人って


みたことありませんよね~


そうなんです。


自宅の書斎や オフィスで

大きなデスクを 使っている人も

カフェという空間では 自分が使うことのできるスペースが、


かなり制限されてしまいます。


カフェのテーブルって けっこう 小さいですもんね。

でも、それが 却って いいんです!



つまり、カフェに持ち込むことのできる仕事は 

きわめて限られてしまうということなんです。ふむふむ・・・

 

 

 

 

 

 

だから、今は このことに集中しよう これをやるしかない!


たとえば このレポートをチェックするしかない などと


タスクを を 絞り込んで それに フォーカスすることができる。
(逆に言えば、フォーカスするしかない(笑))

つまり ここに 集中が 生まれる素地があるわけです。




(ちなみに カフェでは 無線LANもあるかもしれませんが

オフィスや自宅の高速回線と比較したら とてつもなく遅いことが多いため

その致命的に遅いという制限があることで  

簡単にできるタスクだけ ちゃちゃっと 片づけてしまおう!

という思考に向かわせてくれ、

結果として メールチェックだけ済ませて

返信は オフィスや自宅に帰ってから 

じっくりあわてずやろうという具合に

妙に 仕事が はかどるんです )


  


どうでしょうか

以上が 5つの カフェ効果 でした。



こうしてみると 仕事をカフェという空間にもちこんで

あえて制限することで かえって 集中できる!



珈琲一杯分という時間を制限することで かえって集中できる!



つまり、時間と空間の制限・制約で自分を縛ることで

集中というメリットを享受している

ということがわかります。




とても 逆説的ですが


▼  ▼  ▼

わたしたちは 自由を求めるけれど

じつは そこに ある一定の制限がかかることで 

かえって 自由になれるのです。






たとえば



人は右 車は左」 という 制限・ルールをもうけることで

両者とも 安全に通行できるわけです。

どっちでも すきにしていいよ~ 車はもう好き勝手に

自由にどんどん走っちゃって~♪


といっていたら もう危なくて うかうか道も歩けません(苦笑)




同じように

わたしたち人間は 肉体 という制限があることで 

自由に 時間や空間を 移動できません。

( 肉体という着物を脱いだときには、自由に行き来できます!キッパリ

 なぜ、そこまで断言できるのかというと 35歳の時に 

 僕が実際に臨死体験をした体験からなんです。

 これは また なにか機会があったら お話します。)

 

 

 

 

 

 

しかし 肉体をもって この世に奇跡的に

生まれてくることができたからこそ


 この世の中で 

実にさまざまな体験(恋愛・失恋・成功・失敗など)と


それに伴う これまた様々な感情(怒り・嫉妬・喜び・恐れなど)を

自由に味わうことができる。



ちょっと 話が かなり 大きくなってしまいましたが

 (まあ、伝ちゃんらしくていいんじゃないと 許してくだされ~) ペコリ




ルールや制限というのは 

けっして 自由と 対極に


あるものではないということです。





私の研究している行動習慣もまったく同じで

 「なんでも かんでも 勝手に適当に 自由にやれば~」

というと うまくいきません!!


むしろ



一定のルールや制約をもうけてしまったほうが

日常の行為が習慣化できて 

それによって 創造的な 
自由な時間

どんどん 生まれていきます。



行動習慣ナビゲーター(Dream Navigator)の資格を取得した方は

よくわかっていると思いますが、

例の  「ラップ方式」 です

既定着習慣に 新習慣を ラップさせてしまうのです♪

くわしくは 動画で 解説しています↓
行動習慣ナビゲーター(Dream Navigator)認定講座 

 

 

 

 

行動習慣ナビゲーター(Dream Navigator)認定講座