「動きと姿勢で評価する」
yurumuのコンセプトの1つです。
痛みを改善するために重要な事は、体全体が改善方向へ向いているのか?を確認することです。
なぜなら、痛みは軽減しても、その場だけで根本的に体は何も変わっていない‥なんて事が巷ではよくあるからです。
痛みは減ったけど、痛みの根本の原因は残っている→痛みが再発する‥
では、何の意味もありません。
つまり、「痛みが減っているかどうか?」に加えて、「体は根本的に元気になってきているかどうか?」といった視点が必要なのです。
そもそも、痛みを感じるのは「脳」なので、体が改善しているかどうかの指標としては不十分なのです。
例えば、痛みにナイーブになればなるほど痛みは強くなります。
逆に、他に楽しい事に熱中していれば痛みは感じにくくなります。
つまり、痛みが軽くなった、強くなったと一喜一憂してしまうと、本当の問題がボヤけてしまうのです。
そうなると、何をすれば良いのか?何をしてはいけないのか?も分からなくなってしまいます。
その場の痛みを取るだけなら、それでも良いかもしれません。
しかし、本当に体を改善したいのであれば「痛みが減っているかどうか?」に加えて「体が根本的に元気になってきているかどうか?」といった視点は必ずいります。
それを確認するために、yurumuでは、痛みの評価に加えて、「動きと姿勢で評価する」といったコンセプトがあります。
具体的には、
・姿勢が良くなり、痛みの出にくい体になってきているかどうか?
・動く時の怖さや不安がなくなり動きの幅やスピードが改善しているかどうか?
・使うべき筋肉の働きや、動くべき関節の動きが確保されているかどうか?
などを確認するのです。
同じ痛みが少ない状態であっても‥
①痛みが出るのではないかと、体をかばいながら恐々動いている状態
②素早く軽々と思いっきり動けている状態
では、体の状態は全然違いますよね。
痛みが強い・弱いだけに振り回されずに、姿勢や動きの確認を行う事で、何をすべきか?何をしてはいけないのか?がはっきりしてくるのです。
《まとめ》
・痛みの増減だけでは体が改善してきているかを確認できない。
・痛みの評価に加えて、動きや姿勢の評価を加えることで体が改善してきているかの確認ができる。
・それが分かることで何をすべきか、何をしてはいけないのかが分かる。
痛みに一喜一憂するだけでなく、姿勢や動きを鏡でチェックしてみて下さいね。
体を改善していくためのヒントが必ずあるはずです♪
では。