小塚「自己最高点を」=フィギュアスケート世界選手権へ出発


フィギュアスケート男子の小塚崇彦(トヨタ自動車)が18日、世界選手権(イタリア・トリノ)出場のため成田空港から出発した。世界選手権は3年連続出場で、過去2大会は8位と6位。「メダルのことを考えると硬くなるので、頭の片隅に置いておく。いままでの自己最高点(231.19点)を超えられるように」と目標を語った。
 バンクーバー五輪は初出場で8位入賞。フリーでは4回転ジャンプを試合で初めて成功させ、「五輪が終わってから練習していて、なぜか分からないけど自分の中で安定感があった。少し変わったかなという感じ」。自信を増して、もう一つの大舞台へ向かった。 



世界選手権に向け小塚が出発


 フィギュアスケートの世界選手権(23日開幕・トリノ)に出場するバンクーバー冬季五輪男子8位の小塚崇彦(トヨタ自動車)が18日、成田空港から出発した。初出場の五輪で、日本勢でただ一人4回転ジャンプに成功した21歳は「今回もしっかり決められるように練習してきた」と自信を示し、自己ベストの更新を目標に掲げた。

 五輪後は今季安定感を欠くトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の修正に努め、得点アップにつながる表情豊かな演技も心掛けたという。前回は6位。「メダルを考えると硬くなるので頭の片隅に置いてやりたい」と自然体を誓った。

 19日から本番会場で調整し、24日のショートプログラムに備える。



殻を破りたい小塚=次は訴える滑りを-フィギュア世界選手権

 玄人好みのスケーターが、殻を破るつもりで23日からの世界選手権(イタリア・トリノ)に挑む。フィギュアスケート男子の小塚崇彦(トヨタ自動車)はバンクーバー五輪で4回転ジャンプを決めながら8位。持ち味の高いスケーティング技術も見せたのに点数が伸びなかった。
 原因を考えると、「内向き」だったことに突き当たる。今季は「音を取る」ことを主眼に置いてきた。派手な動きやパフォーマンスとは一線を画し、質の高いエッジワークで音を表現する。五輪の演技も関係者には受けが良かった。しかし、銅メダルをつかんだ高橋大輔(関大大学院)らと比べると、訴えかける力が弱かった。
 「自分の中だけで滑っていた」「無表情だった」と五輪を振り返る。ジャッジや観客にアピールするためのつくり笑いは好きではないが、採点競技だから「にやっとした表情や怖い顔、悲しい顔は必要かな」と考えることにした。3年連続の出場で初の表彰台も意識する世界選手権で試すつもりだ。
 五輪では、4回転を成功させながら銀メダルにとどまったエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)から激励の言葉とともに握手を求められ、「認めてくれたのかな」と感じた。その自信を胸に、また新たな境地に挑む。


トリノに出発したのですね。

好調そうで一安心。

4回転、ワールドでも成功出来ますように。

OPのときのようなガッツポーズと笑顔がみたいです(*゚ー゚*)