こんにちは。ペイシェントフッドの宿野部です。

お読みいただき、ありがとうございますニコニコ

いい天気晴れで新しい一週間が始まりましたキラキラ
今週も頑張っていきましょう音譜

昨夜ニュースで大学生の就活イベントの模様をやっていて見ました。

相当前の話ですが、
懐かしく自分の当時をちょっと思い出したので、書いてみようと思います。

私は高校卒業時にはもう透析をしていたため、
いわゆるキャンパスライフというものも透析をしながらのものでしたが、
それなりに工夫し楽しんで過ごしました。

振り返れば、「なんであの時もっと勉強しなかったのか!?」

という後悔はやはりありますが…しょぼん

そんな大学生活もあっという間に3年が過ぎ、
いよいよ就職を考えなければいけない時期に入ると、
やはり透析をしているという現実、障がい者であるというの大きな壁にここでぶち当たりました。

まずは大学の就職部に相談。
「障がい者担当」の職員の方を紹介されこの方と色々と相談しながら進めていくことになりました。

相談するとまず障がい者学生向けの就職相談会というものをハローワーク主催で開催している
ことを教えてもらい、そこにきている会社のリストを見せていただきました。

大手企業の名前も列挙されていて、
「企業も障がい者雇用率の問題もあるし、意外と思ったよりも就職は難しくないかも」
とか甘い考えが頭をよぎっていました。

就職に関しては正直特にどの業界に行きたいとかの希望はなく、
ただ「個性的で面白そうな会社」ということで就職部を通さずに
直接個別に企業にアプローチをしていきました。

しかし、ことごとく不採用…ダウン

周りの友人達はどんどん内定が決まってうかれている中、黙々と就職活動をやっていきました。

当然(?)学業の成績が特に優秀な訳でもなく、
透析で通院が必要な内部障がい者というハンデがありましたが、
自己アピールとしては

「病気には気持ちでは負けない意思の強さ」
「かならず会社に貢献してみせるという人一倍の気合い」


そういったこと位でした。

そして、どうにかこうにか最終面接まで残ったのが2社あり、
脈があると思っていた不採用でも連絡をすると言っていた会社から
全く音信普通となって落ち込んでいた時、

「就職したい会社ランキング」とかで1位を常連のもう1社から
ある日の夜自宅に電話が入り、「採用」との言葉をもらった時は
本当に嬉しくて母と一緒に泣いたあの時の感情は今でもはっきりと覚えています。

入社することになった会社は、私の大学の卒業生では誰も入社しておらず、
就職部に内定の報告をしに行った際には、先生方含めみんなが驚いていました。

この就職活動を通して、はじめて

ベル  「あきらめなければきっといいことがある。」
ベル 「気持ちを強く持つことの大切さ」


といったようなものを自覚したように思います。
こうして14年間勤めることとなった会社での新しい生活がスタートを切ることができました。

その後は、会社の人間としての立場とは離れて、
母校での就職相談会で模擬面接の講師や講演をさせていただいたり、
また障がいを持っている学生からの就職相談を受けたりといった経験もさせていただきました。

私のように若くして透析をしていたり、
また障がいをお持ちで、今またこれから就職活動をする学生さんには

ベル  「あきらめなければきっといいことがある。」
ベル 「気持ちを強く持つことの大切さ」


という言葉でエールを送りたいと思いますアップ

就職もそうですが何事もうまく事は進みません。

特に、病気・障害を抱えていれば尚更です。

でもそれでもあきらめずに積み重ねた一つ一つの苦労は、
次に繋げる必要な経験・ステップであることをきっとこれから先
振り返って理解できる時が必ずやってきます。


私も今会社を設立して経営を成り立たせるという新しい夢に向かってチャレンジしています。

共に頑張っていきましょうビックリマークメラメラ

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