前回は
基本的なバンカーショットについて
お話させていただきました。
今日は
砂の固いバンカーについて。
雨の後の固いバンカーは
難しいですよね。
ベアグラウンドみたいで打ちにくい。
だれもが苦手にするショットです。
柔らかい砂のように
ボールの手前10ｃｍに叩き込んで
エクスプロージョンと言う訳には行きませんね。
ヘッドが跳ねてしまって
チョロかトップになりがちです。
雨の後のバンカーは本当に難しいですから
少しぐらい回り道しても
徹底的に避けるのが一番です。（笑）
それでも入ってしまったら。
硬い砂のバンカー。
この場合は柔らかい砂のときのように
ボールの手前10ｃｍにヘッドを叩き込むのは
よくないですね？
ただでさえ硬い砂にヘッドを叩き込んでも
跳ね返りが強くなるだけで
ミスショットになるだけです。
上から叩き込んでも
ヘッドは深くもぐっていきませんから
目玉のときのように一発脱出はかなり難しくなります。
硬い砂の場合、結局は
ベアグラウンドと似た対応をするしかありません。
バンカーを脱出するには
限りなくレベルブローに近いダウンブローで
打つしかないです。
レベルブローに打つ。
ボールの下半分を
リーディングエッジで
スパッと切り取るイメージです。
打ちそこなうと
トップボールになるのでかなり難しいです。
これをやるためには
前回、長々と説明させていただいた
ダウンブローができるというのが大切になってきます。
アッパーブローでは絶対にボールは上に上がりません。
少しでもダウンブローに打てれば
ヘッド軌道の最下点がボールより先にありますから、
ヘッドががボールにぶつかったあとも下降を続け、
ボールの下を抜けていきます。
イメージ的には
ヘッドをボールにぶつけた後、
ボールの先の砂を薄く切り取るイメージです。
ボールを直接打つわけですから
大きなスイングはできません。
小さく、鋭くクラブを振るようにしましょう。
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練習場ではボールを直接打つ練習をするのが
有効です。
練習場マットの一番後ろ側、
アドレスから見て一番右側の縁にボールを置いて
打つ練習をしてみてください。
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ボールの手前をダフれば
ゴムマットをたたいてしまう怖さがありますから
ダウンブローに打つしかありません。
この練習を毎回少しずつでもいいから
取り入れてみてはいかがでしょう？
アッパーブローが解消して
ダウンブローに打てるようになれば
バンカーだけでなく、
かなりのショットに改善が見られます。
考え方を変えて、少しやり方を工夫すれば
今の技術のままでも１００が切れる。
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