2015年 ルーマニアルーマニア

 

ルーマニアのブカレストで妻と息子と暮らすコスティ(トマ・クジン)のもとに、隣人アドリアン(アドリアン・プルカレスク)が800ユーロ用立ててほしいと頼みにくる。その理由は、借りたお金で金属探知機を借りて、曽祖父が庭に埋めた宝を掘り出したいというものだった。コスティ自身も家計に余裕はないが、失業中で借金まみれという状況で一発逆転を狙うアドリアンに協力するが……。シネマトゥデイより

 

ルーマニアの映画。

私が記憶にあるのは、「4か月、3週と2日」だけかな~

 

主人公のコスティと隣人、金属探知機を扱う業者の男。

3人が土の中に眠っている宝を探す話。お金

 

隣人のアドリアンは何だか胡散臭い男。

コスティが借りた金で宝探しをしているのに、

コスティにも業者にも高慢ちき。

それに耐えられず業者は途中で脱落。

 

何故コスティはこの男に根気よく付き合っているのか。

それは自分の息子を喜ばせてあげたいからでしょう。

 

劇中、共産党の話が度々出て来ます。

ルーマニアはかつて社会主義国で、独裁者に酷い目に合っている。

この傷が現代の大人にも未だ深く居座っているのだと思う。

 

中年男3人の宝探しの映画。

アメリカや日本映画だったら、

ズッコケ男たちのドタバタコメディになると思うのですが、

ルーマニアだと暗い…ガーン

 

クスッと笑える場面があったのかも知れませんが、

私は笑えなかったな~。文化の違いか?

何より金属探知機のウィ~ンウィ~ンという音が耳障りなのです。ショック!

 

最後、あぶく銭はすぐに使っちゃえ~いうコスティがいいねウインク