2010年 アメリカ
1976年ネバダ州リノで売春宿「ラブ・ランチ」を経営するチャーリーとグレース夫妻。
ある日、チャーリーは金儲けのため、アルゼンチン出身の格闘家アルマンドと契約しますが、
グレースとアルマンドは互いに惹かれあうようになります。
劇場未公開作品。
ラブ・ランチの実質的経営は妻のグレース。オスカー女優ヘレン・ミレンが演じます。
暴力的な夫チャーリーはジョー・ペシ。
この小さい俳優さんは、「ホーム・アローン」でもお馴染みですが。
元々暴力的な男を演じるのが得意だそうです。
実話に基づく話なので、
彼女の手記が残っているのでしょう。
実の母親が売春婦で、娘は売春宿を経営。
夫は犯罪者、過去のある若い格闘家の男と恋に落ちる。
何て壮絶な人生なの
グレースが経営する売春宿は合法だったようです。
映画ではそれに反対する団体がデモを起こし、
彼らと対立します。
この時のグレースの年齢が分からないのですが、
結婚して22年と言ってた。
結構地味な服だったので、50歳越えてるのかな~?
ヘレン・ミレン自体は1945年生まれなので、すでに60歳過ぎてます。
スタイルはいいけど、露出の多い服を着ているので首や腕の皺が目立ちます。
多少のベットシーンあり
ラブ・ランチの中の話と言うより、
グレースとアルマンドとの出会い。
夫チャーリーとの確執を描いている作品。
コメディ要素はありませんが、
チャーリーがグレースに向かって、
「女王陛下じゃあるまいし!」という場面があります。
女王陛下といえば、この4年前にヘレン・ミレンが演じた役ですね。
チャーリーはアメリカに戻れない事情が出来たわけで、一安心。
あるゴッドマザーの愛と別れ。新しい旅立ち。
日本にもこんな女帝どこかにいるのかも知れません。