1996年
「Mr.レディMr.マダム」のハリウッド版リメイク。
フロリダの夜を彩るショー・クラブ“バードケージ”のオーナー兼演出家の夫アーマンドと、彼の良き相棒であり店のトップ・スターのアルバートは、仕事の上でも私生活でも最高のパートナー。
そんなある日、突然息子のヴァルが結婚したいと言い出した。
婚約者は超保守派で知られる上院議員キリーの娘。
常識も性別も超えたアーマンドとアルバートの関係を理解してもらえないと考えた彼らは、ある作戦を思い付くが……。 allcinemaより
観たことがあるような?と思っていたら、
オリジナルの方をDVD鑑賞していました(全然憶えてない…)
本作品のオーナー役はロビン・ウィリアムズ。
彼は結構体毛多いのよね(それがネタになっています)
妻役の男性にネイサン・レイン。「プロデューサース」に出てた。
ジーン・ハックマンやダイアン・ウィースト、クリスティーン・バランスキーなど、
ハリウッド映画ではお馴染みの俳優さんたちが出演されています。
オリジナルの方を繊細に憶えているわけではないので、比べることは出来ませんが、
中年で見た目も良くないゲイカップルの設定自体、
この先何が起こるのか興味津々
数々の映画で見慣れているとはいうものの、
舞台にも立つ花形ダンサーアルバードの小指や歩き方にクスッ
変装姿も最高です。
一方、議員もどう見ても可笑しい。
そもそも自分の運転手にも裏切られているし、
アルバートの変装も全く気が付かずで、
登場人物の中で一番変な人だったような気がします。
大人たちのドタバタをよそに、若い恋人たちは比較的冷静。
特に彼女キーリーは、ヴァルの両親がどうであれ動じません。
あの父親の娘とは思えないほど出来た女性です。
最後のシーンで議員はドラァグクイーンに変装。
結構大きな男性だったので、その美しい(?)姿はスクリーンにも映えます。
難しいことを考えずにお気楽に観られる作品です。