2014年
かつてアカデミー賞を受賞するも、15年間鳴かず飛ばず状態の脚本家キース(ヒュー・グラント)は、破産寸前で妻子にも逃げられる始末。
人生どん底の彼は郊外の大学でシナリオコースの講師を引き受けるが、乗り気でなく不真面目に振る舞う。
しかし、子育てしながら復学したホリー(マリサ・トメイ)をはじめ真剣な生徒たちの情熱に接するうちに、鬱屈(うっくつ)したキースの心に変化が生じ… シネマトゥデイより
久し振りのヒュー様主演映画を観て来ました。
女好きだったり、過去の栄光から転げ落ちたり、
ヒュー様が演じるダメ男は毎度お決まり。
今回は、全然似合わない(?)大学講師に天職?
55歳のヒュー様。確かにお顔の皺は増えたけど、
この人が街を歩いていたら、やっぱりステキなオジサマと思うだろうな~
(私はファンでは無いけど…)
ただ、野球帽を被るシーンがあるのですが、
彼は野球帽は似合わないし、かえって老けて見えるわ。
早速女子学生に手をつけてしまうキース。
お似合いとは決して言えないカップル。
一方、オバサンを避けていた彼は、
ホリーを生徒にすることで、自分の子供との関係を見直すことが出来たのです。
やっぱり中年男性と中年女性の掛け合いは歯切れがよく面白い。
マリサ・トメイ。相変わらずのプロポーションで、
お決まりのピチピチジーンズ。
まだまだダンスのキレもいいです。
大学の同僚、特に学部長(J・Kシモンズ)がいいわ~
家族の話をするとすぐ涙ぐむ。
そのわりにベジタリアンの家族に嫌々つき合わされ、
女性向の映画を観させられ、耐える幸せ男。
オースティンの権威(?)アリソン・ジャネイも彼女ならではの役でした。
主人公が映画の脚本家という設定なので、
ハリウッドスターの名前や映画の話題がたくさん出てくるのも楽しいです。
余談ですが、キースが若い頃の授賞式の映像。
あれって本物のヒュー様だったのかしら
それともソックリさん?またはCG?
あの頃はまだ美しいヒュー様だったのよね…
レディスデイだったので映画館は年配の女性が多く、
終始クスクスと笑い声がしました。
それほどドタバタするわけでなく、ベッドシーンも無く、
どのジャンルに属するのかは不明ですが、微笑ましい作品だったと思います。
ヒューさま、まだまだこの路線でいくのかな~