2014年 アメリカ
一流レストランの料理人カール・キャスパー(ジョン・ファヴロー)はオーナー(ダスティン・ホフマン)と衝突。
創造性に欠ける料理を作ることを拒み、店を辞めてしまう。
マイアミに行ったカールは、とてもおいしいキューバサンドイッチと出会い、
元妻(ソフィア・ベルガラ)や友人(ジョン・レグイザモ)、息子(エムジェイ・アンソニー)らとフードトラックでサンドイッチの移動販売を始めることにする。 シネマトゥデイより
似たようなタイトルのフランス映画がありましたが、
こちらはロードムービー。
劇場鑑賞して来ました
監督兼主演のファヴロー氏は「アイアンマン」の監督だそうです。
だからロバート・ダウニー・jrがちょいと顔を見せています。
オーナー役のホフマン氏は悪役でした(ちょっとくらい笑いが欲しかったけど)
スカーレット・ヨハンソンはカメオかな~
最初の3分の一は、キャスパーと辛口料理評論家ラムジーの戦い。
そこに封建的なオーナーが拍車をかける展開。
このオーナーはローリングストーンズの「サティスファクション」を持ち出して、
キャスパーに新作料理を出させません
中盤までは、元妻の出身地マイアミでの話。
元妻のお父様、キューバ音楽の歌手なのです。
そしてキャスパーはおせっかいの知人から中古のフードトラックを譲り受けることに。
ここからはマイアミからロスに戻るためのロードムービーとなります。
キューバサンド。
私は名前すら聞いたことがありませんでした。
両面カリカリに焼けてとても美味しそう。食べてみたい~
屋台の料理だけでなく、
キャスパーが自宅で作る料理も最高。食べてみたい~
お腹が空いた状態で鑑賞するのはオススメ出来ない映画です。
また、この作品はお料理だけでなく、キューバの音楽が最高
鑑賞中には足踏み出来ないから、
私は手を組んだ指でリズムをとっていました
話は戻りますが、
シェフの太り具合が気になっていたら、
案の定、対立する評論家にも指摘されていました。(もっとも評論家も太り気味)
フードトラック仲間の男性は明るくて人も良くて見ていて気持ちがいい。
一方、元妻は何故かすごくゴージャス
両親に全然似ていない10歳の息子はメチャ可愛いです。
料理、音楽と共にこの映画の重要な位置を占めるのがSNS。
私はやった事が無いので、よく分かりませんが、
こういう仕事には使えると便利なのですね。
悲しくないし、暴力もエッチもお下品も無いし(コーンスターチの場面は笑えたけど)
最後までノリノリで楽しい作品でした。
やっぱりキューバが背景にあるからだと思います。
邦題の副題にもある「フードトラック」は、
シェフのサクセスストーリーへの過程のひとつ。
誰かが引き継いでくれたらいいな~
エンドロールの後半には、料理指導の映像が流れるので、
早く席を立たない方が宜しいかと思います。