2011年 アメリカ
テキサス州の片田舎で葬儀屋を経営するバーニー(ジャック・ブラック)は、誠実な人柄で町の誰からも愛されていた。
やがて彼は、金持ちの未亡人マージョリー(シャーリー・マクレーン)と仲良くなり、いつしか銀行口座の管理を任されるほど信頼されるように。
しかし、ふとしたことで彼女を殺害してしまったバーニーは、その後もマージョリーが生きているかのように振る舞い……。シネマトゥデイより
1996年に起こった実話を元にした作品。
住民(演じるのは俳優?)のインタビューという形式をとっています。
ジャック・ブラックは久しぶりに見たような気がします。
相変わらず太っているけど、
几帳面な人物という役柄のせいか、清潔感があるオデブちゃん。
ベルトの位置が臍より上で、もちろんシャツはインです
ジャックが歌う場面も所々にあります(と言うか、結構多かった)
シャーリー・マクレーンは憎たらしいおばあちゃんを熱演。
(でもいつまでもカワイイ女優さんだわ…)
殺人を犯したバーニーは心底いい人で、、街の人たちから好かれる人物。
一方、犠牲者は、悪魔のようだと嫌われている老婦人。
だからアメリカではこの裁判の判決に、反対の人が多いのかな~
もし日本でこのような殺人事件が起こったとしたら、
ちょっと違う判決だったと思います(義理人情を大切にするし)
もっとも、無罪もあり得ない。
金銭が絡むと重罪ですし…
話は戻りますが、何故バニーが未亡人を殺したのか
彼女の独占欲、支配欲に耐えられなくなり衝動的に、とありましたが、
私は、「豆」だと思う。
夫人が豆を20回以上噛む姿にバーニーは憎悪を感じたのよ…
何かで読んだのですが、
人を嫌いになると、
その人が食べ物を噛んでいるのを見るのも耐えられないと書いてあった。
バーニーもあの時点で、夫人を快く思っていなかったと思います。
先の住民のインタビュー。
後半になるとだんだん他人事のように語っているような気がしました。
(一人だけ熱心な信者のようなオバサマがいましたけど)
この作品ではバーニー本人の感情は一切描かれていません。
エンドロールでジャックがバーニー本人に刑務所で面会している姿が映ります。
本人も確かにイイ人には見えるな~
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