1993年 台湾、アメリカ
NYで成功し、帰化したゲイの台湾人青年と、その恋人である白人青年、
そして彼の妻である中国人女性との愛の姿を描いたヒューマン・ラブ・ストーリー。
ウェイトンは台湾からニューヨークに渡り成功をおさめていた。
彼には一緒に暮らしている同性の恋人サイモンがいるが、彼がゲイだと知らない両親がやって来ることになった。
困り果てたウェイトンは市民権を欲しがっている中国人娘ウェイウェイと偽装結婚を行う事にするのだが… allcinemaより
TSUTAYAの発掘良品作品。
アン・リー監督の初期の作品です。
監督がゲイを扱った作品は2005年の「ブローク・バック・マウンテン」が有名ですが、
それより遡ること12年、こんな作品があったんだ~
もっとも「ブローク~」と違い、この作品はラブコメディです。
時代を感じさせるのはウェイトンのスーツ。
あの頃大きめのタブルスーツが流行ったのよね。
日本ではバブルははじける頃、
アメリカでもファッションの流行は同じだったみたいです。
ウェイウェイという台湾の女性は、
日本でいうと中谷美紀風の美人でした。
彼女、どう見てもウェイトンに気があるのよ。
ゲイだと知っているのに、彼を見つめる目は真剣。
でも、彼はサイモン一筋だし…
偽装結婚は仕方ないにしても、
彼女が2人の仲を裂くのでは?とハラハラしました。
もっとも喧嘩の原因になるようなことはしましたけどね。
突然の豪華結婚式に、あれほど人が集まるのかとか、
行為後何日も経たないのに妊娠が分かるのか?とか、
不自然なことも多かったですが、まあ、いいか~
母親が欲しかった「義理の娘」は叶わなかったけど、
父親の願いは叶ったのでこれもよしよし
恋愛ものプラス家族の愛情を描いた作品でした。
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