1998年 イタリア


巨匠ベルナルド・ベルトリッチ監督によるラブ・ロマンス。

ローマを舞台に、本国から逃亡したアフリカ人女性と英国人ピアニストの官能的な愛を照らす。

デヴィッド・シューリス、タンディ・ニュートン共演。政治活動で夫が逮捕され、アフリカから逃亡して屋敷の使用人となったシャンドライ。

屋敷の主人であり、寡黙なピアニストのキンスキーは、やがて肌の色の違う彼女を愛してゆく。

allcinemaより


シャンドライには「クラッシュ」のタンディ・ニュートン。

キンスキーにはイギリス人俳優のデヴィッド・シューリス。


映画が始まってまもなく、キンスキーはシャンドライに愛を告白しますが、

すぐにふられてしまいますガーン

シャンドライには愛する夫がいたのですから…


ここからが本当の始まり。

キンスキーは政治犯としてアフリカの刑務所にいるシャンドライの夫の釈放のために、

私財を投げ打って駆け回るのです。

もちろん彼女には内緒で…


撮影方法が変わっていて面白かったのと、

キンスキーのピアノとシャンドライのアフリカ音楽が対称的だったのが印象に残りました。


偶然この前に、往年の名作「シェルブールの雨傘」を観ていました。

たとえ愛する人がいても、離れていたら帰ってくるのを待っていられないのね。

「砂漠でサーモンフィッシンング」でも、

兵役についている恋人を待てないヒロインが登場。あせる


映画を鑑賞している者からみると、

シャンドライの行動は理解出来ないかも知れませんが、

実際自分がその立場になったら、

あそこまで自分のためにしてくれる人に惹かれないわけは無い。


人間ってそんなものなんだわ~と

と、つくづく思いました。汗


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