2014年


大学受験に失敗し高校卒業後の進路も決まっていない勇気(染谷将太)は

軽い気持ちで1年間の林業研修プログラムに参加することに。

向かった先は、携帯電話が圏外になるほどの山奥のド田舎。

粗野な先輩ヨキ(伊藤英明)のしごき、虫やヘビの出現、過酷な林業の現場に耐え切れず、逃げようとする勇気だったが……。シネマトゥデイより


私が原作を読んだときは、もう映画化が決まっていたと思います。

主役の染谷君はあまり知らなかったのですが、

ヨキ役の伊藤氏、そのまんまじゃない~ビックリマーク


粗野で怒鳴ってばかりのセリフも違和感なしあせる

また、ヨキは原作では金髪なのですが、映画では黒髪。

これも全然OKでした。
当然ながらふんどし姿も伊藤氏が一番似合うグッド!


原作では勇気がパソコンで綴る日記の形式でしたが、

映画ではその辺も違いました。

それよりなにより、この映画はコメディだわ~

平日の年配者が多かった劇場内、大笑いの作品でしたにひひ


一方、山の仕事がどういうものか、文章では分かりづらかったところも、

映像で見ると、命綱の締め方や木に登る方法など、

なるほど~と頷ける。

大木を切り落とすところは迫力満点でしたアップ


前述の伊藤氏、チェーンソーや斧を使うシーンが板に付いている。

この場面は彼だけでなく、周りの俳優さんたちの緊張感が感じられました。


女性陣ですが、親方の奥さんは私が抱いていたイメージとはかなり違いました。

ヨキの奥さんの演技もちょっとわざとらしいかな~あせる

それと、シゲおばあちゃんの存在感が薄かったです…


今現在の利益ばかりでは無く、

自分たちが死んだ後の次の世代のためにも山を守っていくという、

林業の根本的な考え方がしっかり伝わっています。しょぼん

林野庁の後押し作品だものね~


クライマックスは原作同様、最後の大祭の場面。

夜中の山中の神秘的な映像が殆ど見られず残念でした。

そして、勇気君がとんでも無いことに目

この場面もかなり危ない撮影だったのでははてなマーク


鑑賞後、やっぱりこの映画は伊藤氏につきるね~

と思いながら帰路に着いたのでした。ニコニコ