2012年デンマーク
18世紀後半のデンマーク。ドイツ人医師のストルーエンセ(マッツ・ミケルセン)は、精神的な病を患っている国王クリスチャン7世(ミケル・ボー・フォルスガール)の侍医となる。
国王の信頼を得たストルーエンセは、一方で王妃カロリーネ(アリシア・ヴィキャンデル)と惹(ひ)かれ合うように。
しかし事実上の摂政として手腕を振るうようになったストルーエンセを、保守派貴族たちは快く思わず。シネマトゥデイより
何だかエッチな副題の作品ですが、
主人公を演じるのはデンマークの至宝、マッツさまです。
当時の史実を基に作られた作品だそうで、
ヨーロッパの啓蒙思想は歴史で習ったと思いますが、
すっかり忘れていました…
そもそも日本も武士の登場以前は貴族が政治をおこなっていた。
印刷技術が無かった頃は検閲は無いでしょうが、
昔はどこの国も拷問とありそう~
映画を観ているうちに日本でも何か聞いたような話があるな~と思ったら、
奈良時代の終りの道鏡だわ。
あの時は独身の女帝でしたが、
道鏡は女帝に取り入って、政治を我が物にし僧侶の自分が天皇になろうとしたとか…
(そう習いました…)
話は戻りますが、
国を変えようとしているときに、ヨハンはこんなことしていていいの
理想国家と王妃の両方を手に入れようなんて、ちょっと欲張りすぎたか。
しかも医者なのに、その後彼女の身に起こることを想像できなかったのか…
デンマークは他のヨーロッパ諸国よりも先に進むはずだったのに、
ヨハンの暴走で結局他の国よりかなり出遅れたのだそうです。
最後、王妃の産んだ子供の時代のデンマークは、
ナレーションで済ませていますが、
次世代の宮廷クーデターも面白そうです。
他の映画になっているのかな~
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