1963年 フランス
主人公の婚約者が何者かに誘拐された。
婚約者の父親はアマゾンで石像を発掘したことがあったが、その石像も、パリの美術館から消え失せている。
主人公は、この二つの事件が関連していると見て、リオへ向かうが……。J=P・ベルモンド主演のアクション・コメディ。 allcinemaより
ブラジル映画だと思っていたら、おフランスだったのね。
しかも主役は「気狂いピエロ」の人。
ヒロインは25歳で亡くなった女優(カトリーヌ・ドヌーブの実姉)
時代が古いせいもあるけど雰囲気も典型的なフランス映画でした。
舞台はパリから始まるのですが、あり得ない方法でほどなくリオに到着。
ここで出会う黒人の男の子がすごく可愛い。
その後ブラジリアへ。
何もない大地に新しい高速道路と、建築ラッシュの都市は、
この先のブラジルの高度成長の始まりを予感します。
そして何故か御一行様はアマゾン深く入って行き、
これまでもアクション満載だった主人公は、最後はターザン状態です。
昔の作品なのでつじつまの合わないことも多いのですが、
総てお愛嬌
60年代初めのブラジルを紹介した旅番組的な感じ。
でも最後のシーンは自然破壊をしっかり訴えてくれました。
ところで、タイトルの「リオの男」って主人公のことなのかな~
でも彼はフランスの軍人なのです…
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