2011年 アメリカ
郊外に小さな事務所を構える弁護士のマイク（ポール・ジアマッティ）は、
不況のせいで毎月の必要経費の支払いも滞りがちだった。
そんな折り、彼は身寄りのない老人レオ（バート・ヤング）の後見人になることで、毎月いくらかの収入を得ることに成功する。
だが、ある日突然、レオの孫だと名乗る少年カイル（アレックス・シェイファー）が現われ、マイクは困惑する。 シネマトゥデイより
ダメダメな中年男と、その放蕩息子の話だろうと思って鑑賞。
全然違いました。
コメディのようなタイトルですが、家族のヒューマンドラマです。
何故このサブタイトルが付いたのか不思議です。
マイクは後見人代を不正に貰ってはいましたが、
それ以外には何でも一生懸命。
オフィスの備品も自分で修理しますし、
家に帰って子供たちの面倒も見ます。いいパパです。
レオの孫のカイルも最初はトラブルメーカーに見えましたが、
すっごくいい子。
マイクの家族、友人や同僚、カイルの同級生たち。
誰も嫌な人物は出て来ませんが、
唯一の悪役はカイルの母親です。
彼女にも何か事情があってそうなったのでしょうが、
息子をほったらかして、祖父の財産だけを当てにするのはいただけない。
ただ、やっぱり実の親子なんですけどね…
高校生のカイルにとって、この先どの道を選ぶのが自分のためになるのかは、
誰もが同じ考えだと思います。
何度も書きますが、この映画にダメな男とダメな少年は出て来ません…
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