2011年 アメリカ


半年前に愛する妻を失ったベンジャミン(マット・デイモン)は仕事を辞め、

悲しみの渦中にいる14歳の息子と7歳の娘と共に郊外へ引っ越す。

そこは閉鎖中の動物園で、敷地内には動物が暮らしていた。

ベンジャミンは動物園の再建を決意するも、資金難が発生するなど悪戦苦闘の日々が続く。

しかし飼育員や地域の人々に支えられ、少しずつ再建は進んでいき……。シネマトゥデイより


有名な実話を元に作られた作品。

当初は劇場で観ようと思っていたのですが、

公開直前に某テレビ局の「○ンビリーバブル」のドキュメンタリーを見て、

それだけで充分になってしまい、映画のほうはDVD待ちでした。



テレビで紹介していたドキュメンタリーには、

映画でスカーレット・ヨハンソンが演じた飼育員は出て来ず。

というか、実際何人かの女性飼育員はいたのですが、

スカーレットとはとても似つかない容貌の方々で、

映画での2人のロマンスは如何にも脚色なのが見え見えでしたわん。あせる



マッド・デイモンとトーマス・ヘイデン・チャーチの兄弟役。

2人ともゴリラ顔でよく似ていました~グッド!

ドキュメンタリーに出てきた兄さんも頼もしい存在でした。



子役の2人が何とも可愛い。

兄は思春期の少年役を上手く演じていたし、

妹役の女の子は○田愛菜ちゃんを超える演技力。



個性的な飼育員の面々は上手く作り出したと思います。、

動物たちも愛おしい。

特に肩乗り尾巻きザル君ドキドキ

猛獣たちも怖いのを忘れるほどの演技です。

「虎は見られると張り切る」

本当なの~?目立ちたがりやなのねニコニコ



私が印象に残ったのは、死期が迫った虎の話と、

息子に伝えた「20秒だけの勇気」の話。

また、検査官の検査グッズにも驚きました。



笑えたのは、冒頭の突撃レポーターだったベンジャミンが、

如何にもチャペスと思える人物にインタビューした場面。

この男の好きな映画が…バズ



邦題の「キセキ」は、成功した奇跡だけでなく、

大雨の続く中、開園日に晴れたことかな~晴れ



営利目的では無く、家族経営のこじんまりした動物園。

くれぐれも安全面に気を付けてずっと続けられたらいいと思います。

ホラーやアクション映画とは180度違う、ほんわりした作品でしたが、

やっぱりドキュメンタリーの方が印象深かったかような…


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