2001年 メキシコ
幼なじみのフリオとテノッチは17歳の高校生。溢れるエネルギーを持て余し気味の二人が考えることといえばセックスのことばかり。
ところが、肝心のガールフレンドたちは旅行に出かけてしまい、せっかくの夏を何をするでもなく過ごしていた。
そんなある日、親戚の結婚式で二人は年上の女性ルイサと知り合う。彼女をドライブに誘うためダメもとで“天国の口”という在りもしないビーチの名を口にする二人。
ところが、数日後、夫の浮気を知ったルイサはテノッチに一緒にドライブ旅行に行くと告げる。
慌てる二人だったが、チャンスとばかりルイサを連れアテのない旅に出るのだった。allicinemaより
以前からレンタルショップのパッケージを見て気になっていたのですが、
やっとのことで鑑賞にいたりました
ガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナが若い若い…
しかも前半のディエゴは横顔の場面が多くて、
最初は彼だと気づきませんでした(ファンのかたゴメンナサイ)
どこの国も(?)17歳の男の子の頭の中はアレばかり。
日本と違うのは「性」に関して開放的なところかな。
R指定だと思うので、作品中のボカシの多いこと
私には今更ですが、若い方々には見せてはいけない場面なのでしょうか…
悪乗りで人妻を誘った2人でしたが、
まさか彼女が話に乗って来るとは思わなかったようです。
私も最初はルイサのお尻の軽さに唖然としましたが、
後半、残してきた夫に電話を掛ける場面で察しました。
高校生たちは目的を達したかわり、失ったものも多く、
この旅で一番幸せだったのはルイサだったと思います。
その後のフリオとティッチの関係。
友情は誰もが長く続くとは限らない。
青春映画の傑作のひとつだと思います。
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