「リバー・ランズ・スルー・イット」

1992年　アメリカ

アメリカモンタナ州。

牧師の父の家に育ったノーマンとポール。

幼いころから釣りや川遊びをして過ごしてきました。

ノーマンは1919年大学に入学してからなななか帰郷が叶わず、

1926年に帰郷してからは、進路を迷いながら、

久しぶりに実家で生活することになりました。

一方、新聞社で働く弟ポールは地元で自由奔放に暮らしてきました。

Ｒ・レッドフォード監督作品。

1993年のアカデミー賞撮影賞を受賞しています。

先ず最初に驚いたのは、ブラピが若い

「テルマ＆ルイーズ」でも若かったですが、あの作品ではチョイ役でした。

今回は兄と共に主人公のような形です。

以前の記事に1990年後半のブラピが一番と書きましたが、

20代のブラピもやっぱり美しい…

流石に撮影賞をとっただけあって、

モンタナの自然の情景がすごく素敵です。

林も森も息をしているかのように動いていました。

そしてタイトルにあるように「川」

フライフィッシングというそうですが、

釣りをする親子の姿は幻想的でもありました。

兄のノーマンはいつも考えるような顔をしていたから「教授」とあだ名が付き、

弟ポールはよく聞く典型的な「次男」タイプ。

そういえばノーマン役のクレイグ・フェイファーは、

私はこの作品でしかお目にかかっていないかも。

多分私がよく観るジャンルでは無い作品に出演しているのでしょうね。

時々ハラハラさせながらも、穏やかに時が流れていく作品です。