2009年 アメリカ・イギリス
バートとヴェローナは籍を入れていないカップル。
彼女の妊娠とバートの両親の外国への移住をきっかけに、
自分たちの住む家を探しに、アメリカ、カナダを回ります。
「アメリカン・ビューティー」のサム・メンデス監督作品。
私は「君のためなら千回でも」が好きでした。
バート役のジョン・クラシンスキーは誰かの旦那さんでしたよね(エミリー・ブラント?)
ヴェローナのマーヤ・ルドルフは何作か観ているはずですが、
あまり記憶にないです。
「ガタカ」では何の役だったのだろう?
私は当初勘違いしていたのですが、
家を探すという「家」は建物のことだと思っていました。
新婚さんが不動産屋を回るような…
この映画で2人が探しているのは住宅では無くて、
「住む場所」なのです。
バートのお母さん役が、どこかで見たことがあるとしばらく考えていましたが、
「ホーム・アローン」のお母さんでした。懐かしい~
マギー・ギレンホールやアリソン・ジャネイもチョイ役で登場します。
バートとヴェローナが訪れる夫婦たちが、
ちょっと(というかかなり)変わった人たちで、
「子供が出来たら知り合いの傍に住みたい」という希望が、
その度に崩れ落ちて行きます。
大きくなった胎児の超音波の顔写真や、
携帯用胎児心拍数計など、
昔は見たことの無いものばかり。
それにしてもヴェローナのお腹は6か月にしては大きいわ。
双子では無いのかしら~
2人は住む土地を探していましたが、
結局いつのまにか「理想の家族」を探そうとしていたような気がします。
それにしてもヴェローナはバートの求婚を何故頑なに「ノー」なのかな
最後は、これが一番という家にたどり着きます。
親しい友だちは近所にいないのかも知れないけど、
子供が生まれたらいくらでも出来るでしょう。
あとはバートがいい会社に就職できますようにお祈りします。