2011年 スペイン ダニエル・サンチェス・アルバロ監督
日本劇場未公開作品
マドリードに住むディエゴは婚約者に結婚式をドタキャンされてしまいます。
失意の彼は従兄弟のフリアンとミゲルを連れて、昔住んでいた田舎に帰ります。
大西洋に面する海辺の故郷はちょうどお祭りの最中。
以前の家は偶然にも元恋人のマルティナが息子と2人で住んでいました。
レンタルショップのDVDのパッケージに、
「スペインで大ヒット」と書いてあったので、さっそく借りてきました。
3バカトリオ?にも見える男三人のラブコメディです。
それほどドタバタするわけでは無いですが、
「性」に関しては日本とはかなり違うな~と感じました。
浜辺でも女性はトップレスの人が多いの~
男性の視線はそれほど気にならないようです。
ディエゴはひたすら失恋を引きづりながら、
新しい恋を模索して最後まで悩みます。
もちろん、お相手は元の恋人で相変わらず魅力的なマルティナ。
フリアンはいい加減な男のように見えて、
昔の知り合いの親子関係を修復しようと奔走します。
そして心臓の悪いミゲルは、
同じく病気がちのマルティナの息子ダニと仲良しになり行動を共にします。
さて、そのダニの父親はだれなのだろう?と思うと、
一番似ているのはミゲルなのよね。
気も合いそうだし。
でも彼とマルティナはそういう関係には無かったようです。
お祭りで町中大騒ぎとはいえ、
心臓の悪いミゲルを海に飛びこませるなど、ハラハラする場面もありましたが、
何せコメディですので…
フリアンの昔の友人バチが昔ビデオショップを経営していたという設定で、
彼との会話には懐かしいハリウッドの名作のタイトルが所々に出てきます。
ちょうど80年代~90年代に始めごろの作品です。
もちろん、R・ギアや、J・デップの名前も…
本気で愛する前の「プレ愛してる」という言葉が新鮮でした。
このまま本当の愛に発展するか、プレだけで終わるか。
結末は見てのお楽しみです~
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