2011年 アメリカ ドイツ
1980年代のロス。
社会人になったマットたちは高校の同窓会に出かけます。
彼の目的は昔の憧れの女性トリに会うこと。
しかし、ビデオ店の店員ということを隠して彼女に近づくマット。
また、マットの親友のバリーも何かとトラブルに巻き込まれます。
「スパイダーマン3」のヴェノム役、トファー・グレイス主演作品です。
1984年にハイスクール卒業の学年ということで、
社会人になった彼らはまさしくバブルの申し子。
特に金融業は人気があったようです。
大きな同窓会ということで、
当時のモテグループや、冴えないグループ、真面目グループなどが、
ごっそりとそのまま大人になっていました。
この作品はマットとバリーの凸凹コンビのラブコメディです。
ただ、憧れの彼女への想いよりも、
マットの今の人生そのものが大きなテーマになっていたように見えました。
彼は得意分野があるにも関わらず、
今までずっとやりたいことが無い生活を送ってきました。
アメリカは大学生になると親から独立する子が多いようですが、
マットは未だに親に頼り切り。
ビデオ店員だから負け犬では無い。
そもそも何かをやろうとしないから負け犬に見えるマット。
本人もその状況から何とか抜け出そうというキッカケになったのが、
トリの存在だったわけです。
美人は男の人生をも変えるのね~(というかマットもイケメンです)
一方、オデブなバリーの周辺は…
こいつのオカゲでPG指定なのでは?と思いました。
マットの双子の妹ウエンディの彼氏もカッコよかったのですが、
最後の最後ででした(あくまでも役柄がね…)
でも、何故去年のこの作品が1980年代設定という必要があるのかが不明です。
この時代の人たちをターゲットにしているの~
別に現代モノでもよかったと思います。
何だか新しいのに古臭い作品でした。