2010年 アルゼンチン、フランス
平凡な主婦のマリア(マリア・オネット)は、小さな店を経営する夫と、
なかなか自立出来ない2人の息子の4人家族。
50歳の誕生日に、友人からもらったジグゾーパズルをきっかけにパズルにはまり込み、
富豪の独身中年男性とペアを組んで、大会に出場することになりました。
冒頭から驚いたのは50歳の彼女の誕生日の場面。
本来自分が主役なのに、招いた大勢のお客さんの料理を一人で作り、
パーティーが終わった後は、一人で山のようなお皿を洗う。
普通、こういう日は上げ膳据え膳では無いの~
やっぱりお国によって違うのですね。
こんなに大変な思いをするなら、私だったら誕生パーティーなんて要らないわ…
それと、ジグゾーパズルの大会。
こういうマニアックな大会ってあるのですね。
驚いたのは絵を見ながら作ってはいけないのですって。
形と色だけで作るなんて私には無理~
そいうい私はもう何年もジグゾーパズルを作っていません。
一番の理由は作りかけのパズルを置いておく場所が無いから…
500ピースくらいなら1日で出来るかな~
よく量販店で見かける○ィズニーのジグゾーパズルは簡単そう。
でも大きいのは1日では無理だから、
作りかけのパズルはどこかに置いておかなければならないです。
マリアは自分の作りかけのパズルをソファの下に入れていました。
でもソファは我が家にはありません。
ちょっと高さのあるの娘のベットの下は物置状態だしな~
それとパズルをはめていく方法。
普通は早く作ろうと思ったら周りから固めて行きますよね。
でもマリアの作り方は他人と違って面白いのです。
一方、彼女自身の夫婦関係。
マリアの夫は彼女に対する理解はちょっと乏しいかもしれませんが、
彼女が富豪の男性に惹かれた理由が映画では分かりづらかったです。
南米は性に対して寛容なのかな
「マディソン郡の橋」のように劇的な男女の出会いでは無いと思いますが、
同じ趣味で同志のような生活をしていると情も移るものなのでしょうか。
でも相手の男性はそれほど魅力的には見えなかったけど。
彼女の最後の選択もあれで良かったと思います。
だって彼女はちっとも悲しそうでは無かったもの。
優しい夫がいて未来のある息子たちがいて、
それを捨てるほど外の男は必要では無いってこと。
ただし、彼女にはこれからもずっとパズルを続けて欲しいと思うし、
せめて自分の誕生日には誰かに食事を用意してもらうか、
レストランに連れて行ってあげて~
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