1981年 フランス


郵便配達人の青年ジュールは、

音楽の女神と呼ばれるシンシアの大ファンで、彼女のコンサートを無断で録音します。

そのテープを狙うのは台湾の組織でしたが、

一方、売春組織の密告テープまでがひょんなことからジュールの手元にあり、

2本のテープをめぐって彼は命を狙われます。

追われる彼は不思議な男女の家に匿われます。


黒人歌手とファンの青年のラブストーリーだと思って借りてきた作品ですが、

ちょっと違いました~

この作品の殆どの部分がサスペンスやアクションです。目



そもそもこのジュールという青年。

コンサートの無断録音は大目に見るとしても、

憧れのスターのドレスを盗み出すのはストーカーのやること。

そのことを知ってもシンシアはジュールに好意を持っちゃうのよね…あせる



ジュールは全然頼りないのですが、

彼を助ける瞑想男のゴロデッシュが一番いいとこ取りです~

リシャール・ボーランジェ演じるこのシブい瞑想男の正体は何だったのか?

正義の味方か、ただの変人なのか。

でも、彼がこの作品の中で一番カッコ良かったのは間違いなしだわ。グッド!



本筋とは外れますが、

「何をしているとき一番ハイになるか?」というセリフで、

瞑想男が「フランスパンを開いてバターを塗るとき」にクスッ。にひひ

平和そうですね~

でもこの作品の内容はは物騒な話なのですけど…





音楽は素敵で神聖な感じ。

そこに悪の組織が入り乱れます。特に黒幕の手下は残虐でした。ドクロ

アンバランスなところが新鮮かも知れません。



絡み合うサスペンスもなかなか見ごたえはありましたが、

私は何故この2人が恋に落ちたのかがサッパリ分かりませんでした。

特にディーパの事が全然描けていないから…



青年役をもう少し大人の男性にするか、

デイーパをもうちょっと若い女の子にした方が、良かったかなと思いました。


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