2010年 フランス
雨傘工場の社長夫人スザンヌ(カトリーヌ・ドヌーブ)は、ゆったりとした毎日を送っていましたが、
ワンマンの夫が倒れている間、社長の代理をやることにんりました。
彼女は労働組合にも一目おかれ、社長としての手腕をふるいます。
しかし夫が復帰すると、その地位を追われることに…
フランソワ・オゾン監督作品。
もうこれはカトリーヌ・ドヌーブのために作られた作品でしょ~
1977年のフランスが舞台。
労組が奮起して経営者側と対立。
日本でもこの頃、同じような状況だったような…
冒頭、彼女は赤いジャージでジョギング。
お腹がちょっと重たそうです~
スザンヌの夫、ロベールは今では見かけない超亭主関白。
しかも社長としてもがめつく強欲です。
そんな夫に健気についていく妻。
でも若いころは色々あったようで…
コメディらしく、ストーリーはテンポよくポンポン進んで行きます。
誰かが言ったセリフが所々に笑えます。
お金持ちの専業主婦のことを「飾り壺」というのですね~
日本で「床の間亭主」という言葉は聞きますけど…
一方、スザンヌの昔の恋人ババン。
彼はスザンヌの良き理解者。
私は2人の行く末を微笑ましく思っていたのですが、
彼女の衝撃告白で怒り出す姿は、
やっぱり男は皆同じなのね~と思わせる。
そしてあれよあれよと言う間に、ぶっ飛んだ結末です。
あんまりその目的ははっきり分からなかったわ~
でも夫が言った「中味の入った飾り壺」に座布団1枚
あとは工場の従業員たちとのふれあいがもう少しあったら面白かったのにな~
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