2010年 アメリカ
ライターのリズ(ジュリア・ロバーツ)は、
離婚とその後の失恋を経て、
自分探しのためイタリア、インド、バリを旅することに決めました。
イタリアでは心底楽しい思いをして、
インドでは冥想にふけり、バリで新しい発見をします。
この作品、ジュリア・ロバーツが宣伝のため来日したにもかかわらず、
評価がイマイチなんですね~
私はリズの気持ちが分からないでもないですが、
仕事を休んで長い間海外旅行出来るということは、
万人が共感して体験できるものでは無く、
一部のセレブだからこそ出来るものなので、
金持ち女の道楽話みたいに見えちゃう…
原作では分かりませんが、
先ず、夫と離婚した理由が、彼の夢にウンザリしたのか、
それとも易者の言うとおりにしようとしたか不明でした。
一番残念だったのが、
若い恋人デヴィッド(ジェームズ・フランコ」との出会いと別れ。
彼との関係が短く薄っぺらだったのにもかかわらず、
いつまでも彼の冥想の世界からぬけだせない。
そして「新しい場所で何かに驚きたい」と言っていたはずが、
「何もしないことの喜び」を感じてしまうのです。
もうひとつ残念だったのが、
彼女がイタリアで食べ続けたお料理。
スパゲッティにピザ、
日本でも食べられるじゃない。
リストランテで食べる本格的イタリア料理と大違いで
特別に美味しそうには見えませんでした。
食べ過ぎてジーンズのボタンを無理やりはめるシーンがありますが、
彼女、全然太っていないのです。
いっそのこと「ブリジット~」のレネーのように、
本当に体重を増やしたら現実味があったかも…
ちなみにバリの下宿先がすごく素敵でした。
それとイタリアの街並みも風情があって良かった~
私が。この作品に出て来たお土産で一番欲しいと思ったのは、
「障害を取り除く神の像。」
一家に一体あったらいいのにね。
逆にこれは変と思ったのは「1975年のシエールになれるバナナトリートメント」。
ちょっと想像できないです…
結局、最後のカップル誕生はどうぞ御勝手にという感じで、
ロマンチックとか羨ましいとか思いませんでしたわ~
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