2003年 アメリカ
デパートで相棒とサンタの扮装の仕事をしているウイリー(ビリー・ボブ・ソーントン)は、
実は金庫破りの常習犯。
しかも酒びたりで女好きの極悪サンタ。
ある日、肥満体でいじめられっこの男の子と出会います。
泊っていたモーテルの部屋を何者かに侵入されたウィリーは、
その男の子の家へ逃げ込み、親の留守中の家で居候を始めます。
私が今年のイヴに観たクリスマス映画は…
決して良い子が観てはいけないサンタ映画でした
毎年12月になると、街中にサンタの扮装をした方々が現れますね。
美容師さんまでサンタの服を着て仕事をしていましたが、
袖口は邪魔にならないのだろうか…
ウィリーのサンタは最悪のサンタ。
子供に夢を与えるどころか、仕事中も酔っ払い子供たちに暴言を吐く。
では何故クビにならなかったかと言うと、
相棒が身体障害者ということで、雇った側を差別問題で脅していたのです。
私がビリーの作品を観たのは、この時期の作品が多いかな~
今回のろくでなしのサンタ役はピッタリはまり役だったと思います。
中盤までのウィリーはいつも酔っ払っているため、目もうつろです。
それが後半になると、いつのまにか彼のスイッチが切り替わって、
キリリとした顔立ちに!
そうよね~、元々はハンサムな中年男ですよね。
彼女役の女優さんは特別美人では無いけど、すごく感じのいいかたでした。
逆に相棒の彼女(東洋系)はすご~く怖かったわ。
クリスマス気分は味わえますが、
決して清らかな気分にはなれません。
でも可笑しかったわ~
何だか味のある作品でした。
もちろん最後はウィリーの中に神様が訪れたようです。
余談ですが、コメディ作品なのに、
レンタルショップのコメディーの棚をいくら探しても見つからなかった。
お子様が間違えて借りないように(?)、
すご~く遠くのレジ付近の棚に置いてありました。
あまりにバッドなので隔離されていたのかしら~