2000年 アメリカ
広告代理店に勤めるニック(メル・ギブソン)は女性の気持ちが分からない遊び人。
ところが事故がキッカケで女性の心が読めるようになってしまいます。
一方、やり手の女性ダーシー(ヘレン・ハント)が転職してきて彼の上司になりました。
ニックは早速彼女の心を読んで、アイデアを盗み始めます。
しかし、ダーシーの心の中をを知るうちにニックは彼女の事が好きになってしまいました。
数ある恋愛映画の中で、この作品は興行収入が高いほうだったそうです。
でも、127分のうち、最後の20分くらいを除いた大部分は嫌~な男を見ることになりました。
ダーシーの出した宿題を家で実践しているニック。
女性の心が読めるようになった当初、大半の女性は自分の事が嫌いと気が付いたニック。
と、この辺まではコメディタッチで確かに可笑しかった。
ところがライバルとなったダーシーに対する仕業は卑劣きわまりない。
自分の事を棚に上げ、娘に説教するニックも腹立たしい。
ロマコメと紹介されてましたが、どこがロマンチックだったんだろう…
また、ニックが飾り気の無いダーシーの事を好きになるのは分かりますが、
ダーシーはこの男の何処が良かったのか
例えば、私はあまり好きでは無い「恋愛小説家」。
この主人公の男は性格的障害があったから許せるところはあった。
でもこのニックはただの卑怯者なんです。
主人公の2人より、マリサ・トメイの女心がすごく共感
また娘役の女の子が等身大の15歳を演じていて可愛かったです。
「女性の心が読める」という発想は良かったんだけど、
ニックがもっと3枚目の方が面白かったのではと思いました。
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