2009年 アメリカ
大戦後、夫の転勤でパリに渡ったジュリア(メリル・ストリープ)は、フランス料理に感激し、
自分も作ろうとフランス料理のプロ養成講座に通い、ついには本も出版します。
一方、9.11後のアメリカ。市民相談係のジュリー(エイミー・アダムス)はジュリアの作った524のレシピを、
実際料理し、自分のブログに載せようと奮闘の毎日です。
念願のレディースデイ1000円鑑賞でした。
今回はいつもお世話になっているお料理好きの友人と観に行きました。
アメリカ人の実在の2人の女性の話です。
私が新婚の時、お料理全集なんて本を揃えましたが、
既に本棚の肥やしになって2冊を除いて捨てました。
今も料理本を見ることもありますが、
やっぱりネットのお料理サイトはとっても便利です。
今日も「水菜」と入力したら出てきた水菜のカレマヨサラダを作りました。
ジュリアが何年間もかけて作ったフランス料理のレシピを、
ジュリーはたった1年で制覇しようというもの。
しかもフルタイムでの仕事から帰ってから。
実にポジティブ
一方、アメリカでは超有名な料理研究家のジュリアもとても陽気な人。
私たち(一緒ですよね)と同じで、食べることが大好き。
それが高じてフランスの家庭料理をアメリカ人に紹介することとなったのです。
ジュリアは身長が185センチあったので、調理台も特注だったそうです。
鳥の骨抜きなど力のいる作業もありましたが、
やっぱり背の高い方が力も入るのではないかな~。
私は逆に作業台を低くして欲しいくらいです。
そんな陽気なジュリアにも悩み事はありました。
言葉には出てきませんでしたが、子供ができないことがコンプレックスで、
妹の妊娠にも嬉しい反面、辛い気持ちが察せられました。
ジュリーにとって毎日ジュリアの本の料理を作ることだけでなく、
毎日ブログを書くということが何か意味があることなのか、
止めても誰も困るわけではない。
なのに夫とケンカしてまで続けるべきなのか…
お気楽ブログを書いている私とは大違いで、
彼女はこれからの人生を左右するくらい切羽詰っていました。
メリル・ストリープは甲高い声と豪快な雰囲気を演じ本人そっくりだそうです。
私は年配者なのでこのジュリアのパートの方が面白かったです。
一方、エイミー・アダムスは若くて可愛らしい奥さんでした。
確か現在御懐妊中。
バターはたくさん使うほど美味しい。
分かりますが脂肪が気になるところ。
出てきたお料理が美味しそうなのだけでなく、
ジュリアがすごく美味しそうパクパクに食べるので、
見始めてしばらくしたらすごくお腹が空いてきました(グーグー鳴ってたよん)…
主婦の皆さん、家で牛肉の赤ワイン煮を作ったら食べる時にこう言ってみましょうか
「ボナペティ(さあ、召し上がれ)」