2001年 イギリス
1943年、英空軍のパイロット、ピーターの恋人シャーロット・グレイ(ケイト・ブランシェット)は、
彼がフランスに飛び、行方が分からなくなったのを追い、
レジスタンスの諜報員としてナチス占領下のフランスで活動を始めました。
そこで共産主義者のジュリアンと出会い、彼の実家に身を隠します。
が、そこには匿われたユダヤ人の幼い兄弟もいました。
確かにドイツ軍もスパイも出てきますが、あまり戦争映画という感じはしませんでした。
とにかくこの作品はケイト・ブランシェットに限ります
真紅の口紅が凄く似合うんですね。
背が高くスタイル抜群の彼女が着ているスーツも素敵。
周りの男優陣は影が薄くなるほどです。
私は、ジュリアンのお父さんが好きです。
あのマイケル・ガンボン(ハリー・ポッターの学校の校長)が演じています。
彼に「何のために戦うのか?」と聞かれた時、咄嗟に「国のため。」と答えるシャーロットでしたが、
本当は恋人を探すため。それがお父さんにはバレバレでした。
また、誰にだったか忘れましたが、「信頼、希望、愛」のどれを取るか聞かれた時も、
「希望」と答えていましたが、本当は愛だったのでしょう。
金髪の彼女は髪をブラウンに染めてやってきたのですが、
生え際は伸びるよね~と思っていたら、ちゃんとヘアカラー持参で来ていたのね。
(実は私はこの時白髪染めをしながら観ていた。)
愛のためならこんな危険を冒して手間隙も惜しまない、そんな恋愛したことあったかな~
情熱的な一人の女性のお話でした。