そもそもダーウィン賞とは
ご存知ダーウィンは、
「優秀な人間は次々に種を残し、人類に貢献する。」と説いています。
それを皮肉って、
「愚かな人間はその遺伝子を残さなかった事で人類に貢献する。」
つまり、お馬鹿な人が愚かな方法で死んだ事により、
お馬鹿遺伝子を後世に残さなかった事への感謝の気持ちから送られた賞のことで、
実際にある賞です。
(勿論、そのお馬鹿の人は亡くなっているわけで実際表彰されることは無いのですが…)
ちなみに、2006年の大賞は、
「ヘリウムガスで声を変えようと、ヘリウムの気球に突っ込んで窒息死した学生。」
だそうです。
この映画の主人公は保険調査員(雇用試験中)で、
ダーウィン賞に値する人物が死んでも、保険の適用外にする事を提案します。
○自販機の取り出し口に無理やり手を突っ込んで商品をネコババしようとし、
倒れてきた自販機の下敷きになって死んだ男。
○車にロケットを搭載してスピードがロケット並みになり車ごとすっ飛んだ男。
○チケットが無いのにコンサートに潜り込もうとして塀から落ち、
これまたお馬鹿な友達にひき殺された男。
○車の運転中、良からぬ行為に及んで事故ったカップル。 などなど…
体重110㎏以上の男で、固形石鹸を使いシャワーをしている人は、
2.2%が滑って打撲死するらしい。なんて説も…
そもそも保険って支払いを請求されても、渋ることが多いらしいです。
不当な請求も多いのでしょうが、
この作品のように、「ダーウィン賞に該当する人物は保険支払いの対象外」
っていう発想は面白かったです。