運天・ジョン・クレイトンうんてん じょん くれいとん  (浦添工業) 右投げ右打ち
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MAX147キロ  変化球は2種類のスライダーなど             180cm70kg
米国人の父と日本人の母との間に生まれたハーフ。その容姿やピッチングスタイルから沖縄のダルと呼ばれる
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◆7回0封!浦添工・運天147キロ
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/hs/news/20090621-OHT1T00011.htm
沖縄では今秋のドラフト候補、浦添工の運天ジョン・クレイトン投手(3年)が八重山農林戦に先発。最速147キロの直球を武器に7回を無失点に抑え、国内外8球団のスカウトの前で実力を発揮した。

伸びのある直球とキレのあるスライダーのコンビネーションで、ゴロの山を築いた。6回まで1人の走者も出さない完全投球。球場全体がざわめき始めた7回、先頭打者に中前に初安打を許すと、続く打者にも安打で無死一、二塁とされた。「無失点で抑えるって
気持ちで投げた」。後続を二ゴロ併殺打と三振に仕留めた。あこがれのダルビッシュのようなクールな投球だった。

奪三振こそ4に終わったが、最速147キロをマーク。ネット裏に集まった日米8球団、15人のスカウトは、背番号1の快投にうなった。「ドラフトの候補に間違いなくなるでしょう」とロッテ・永野スカウトが言えば、メッツの大慈彌スカウトも「運動能力がすばらしい」と絶賛した。

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広島・田村スカウト
「初戦ということでバランスが少し悪かったが、下半身が使えるようになってきた」
ヤクルト・酒井スカウト
「フォームのバランスが良くて、コントロールが安定している。体にバネもあるし、これからの成長が楽しみな存在だね」
ロッテ・永野スカウト
「ドラフトの候補に間違いなくなるでしょう」
メッツ・大慈弥環太平洋担当本部長
「身体能力が高い。ダルビッシュのように腕の振りがもっとコンパクトになれば、もっと良くなる」