こんにちは！
西東京市 田無の鍼灸 はり・きゅう施術室 優
田中利幸です
関東地方は梅雨入りしたとありましたね。
夏本番に向けての必要な雨だと思いたいです。
ただ、子供を自転車で保育園まで送迎するのには、
いらない雨だなぁ、と正直思ってしまいます。
さて、
この時期になるとボチボチ、プール開きが近くなってきます。
学校から配布されたプリントをみて改めて思いました。
よく中耳炎を起こしてプールに入れないという子がいませんでしたか？？
治るまではプールは禁止されます。
子供でも大人でもそうなのですが、
鼻をすするという経験をしたことはありませんか？？
鼻水が出てきそうになった時に反射的にやってしまう事があります。
これをやると中耳炎の原因になる事が多いとされてます。
子供で中耳炎を繰り返す一つの例として挙げられます。
すすった鼻水が鼻から耳にかけて流れてしまい、
鼓膜に水が溜まったような感じの症状になります。
鼻の中で鼻水が固まってしまい、新たに出てくる鼻水が止まってしまうと、
その鼻水が耳にながれてしまう事も原因にあります。
酷くなると鼓膜の切開をしなくてなりません。
滲出性中耳炎と呼ばれるものですね。
耳鼻科を受診すれば大概抗生物質が出されます。
医者や薬を嫌う人の中で、薬は飲みたくないという人がいますが、
時と場合によっては必要になるものです。
耳に限らずに化膿している場合には飲まなくてはいけないと私は思います。
決して薬を常に使いなさいということではありませんが、
感染が悪化するのを防ぐには必要な事もあるのです。
その薬が効果的に働く為に鍼をすることも大切な訳で、
しっかりした体の基礎を作ってあげるために鍼をします。
子供はそういう力がこれから出来上がっていきますから、
その為にもしっかり治療していくのも必要だと思います。
先日、ひどい中耳炎にかかっていた子供は、このことが功を奏し、
なかなか治りにくかった症状が、軽快してきています。
症状が出る前に対策をしておくのが有効的だとは思います。
しかし、
症状が出てしまってから対策することが大半を占めています。
それでも、
今の現状を踏まえて何か出来る事はあるでしょうから、
治癒に向かって出来る事をやっておきましょう。
そんなふうな鍼という方法でもありますから。
田無の鍼灸師：田中利幸
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