STAP細胞について | とある薬剤師の日常

STAP細胞について

今頃STAP細胞の会見がされているころだと思いますが、私的に意見を少々。




今回のSTAP細胞についてはマスコミが騒ぎすぎです。
発表直後の特番では何故か小俣氏の中学時代の卒業文集が報道され、
あること無いこと散々マスコミに言われてきたことだと思います。



まず、論文発表というのは


「こういった研究結果がある」


というだけで臨床で使えるかどうかは別問題です。

ですがマスコミは鬼の首を取ったかのように連日報道をしたり、小俣氏の家に押しかけたりしていました。
これでは研究どころではありません。




つまり、私は「今後どうなるか分からないから研究しましょうと言う段階のものをマスコミが騒いだお陰で研究そのものが続けられなくなった」と考えます。


まず論文が載っただけでここまで騒がれるのが異常です。



当店で勧めている5-アミノレブリン酸(通称ALA)の方が臨床試験も通っているし、効果も実感できています。(私自身も飲んでいます)
http://www.sbipharma.co.jp/



話が脱線しました。


論文段階では捏造じゃなくても測定方法・試験方法などで誤差が出てくるのは当然です。

論文で発表して、実際に効果があるか確認して、臨床で使えるか確認してからでないと医薬品はとてもではありませんが使い物になりません。



日本人が素粒子であるニュートリノを観測したことでノーベル賞を取った・・・ということで記憶にある人も居るかと思いますが、
今騒がれているのは「素粒子を発見した」という段階で騒いでいるのと同じだと思います。



だいたい捏造で言うと、マスコミさんが一生懸命報道してきた「マイナスイオン」や「納豆ダイエット」などの捏造された虚偽科学はどうして説明されないのでしょうか?
サンポールを見ると、未だに「マイナスイオンで汚れを除去」とか書かれているので、よほど頭の悪い人がパッケージ作っているのかと思ってしまいます。
サンポールが汚れを落とすのは塩酸の効果です。マイナスイオンの効果ではありません。

どうしてこういう捏造された虚偽科学が未だに日本では蔓延しているのか謎です。