東証1部上場の調味料大手「味の素」は、2019年11月28日付で公表していた
特別転進支援施策に144名が応募したことを明らかにしました。
対象となったのは満50歳以上の基幹職(管理職)社員で、退職日は6月30日の予定です。
当初の募集人員100名に対して、約4割多い応募者数となりました。
なお、この施策に伴う特別加算金などの費用として約65億円を計上する予定です。
同社は、2015年度に味の素の国内精製を停止したほか、
2017年には川崎(神奈川県)と高槻(大阪府)の2工場を閉鎖するなど事業の効率化を進めており、
頭打ちとなる国内市場への対応策として今回の削減となりました。
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