【ニューヨーク共同】
ソフトバンクグループ傘下の
米携帯電話4位スプリントと、
3位のTモバイルUSが協議している合併交渉で、
早ければ29日にも合意を発表すると、米CNBCテレビが27日報じた。
Tモバイル側が経営権を握る可能性があるが、破談の恐れも残っているという。
CNBCによると、Tモバイル親会社のドイツ通信大手ドイツテレコムが
合併後の会社を連結対象にする方向だ。
昨年の統合交渉では、
経営権をめぐる対立から決裂した経緯がある。
合併が実現すれば、契約者数が1億人を超え、
米携帯業界は首位のベライゾン・コミュニケーションズ、
2位AT&Tと3陣営に集約される。