22日の東京株式市場でタカタ株が急落し、
終値は前日比134円(55%)安の110円と年初来安値を更新した。
換金目的の売りが殺到し、売買高も4675万株に膨らんだ。16日に
「民事再生法の適用申請で最終調整している」と伝わって以降、
売りが殺到。報道前と比べ2割強の株価水準となった。
21日まで3日連続で値幅制限の下限(ストップ安水準)を付けていた。
東証が22日に制限値幅を通常の80円から160円に拡大したことで、
取引時間中に売買が成立した。
東証は同日、23日以降は通常の値幅ルールに戻すと発表した。