31日の米株式相場は小幅に反落して始まった | 人生の水先案内人

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[31日 ] - 
            現在値    前日比  %     始値      コード
 ダウ工業   20682.00  -46.49  -0.22  20700.34        
 株30種                                      
 前営業日   20728.49                           
 終値                                          
 ナスダッ   5903.47   -10.87  -0.18  5905.63          
 ク総合                                        
 前営業日   5914.34                            
 終値                                          
 S&P総   2363.24   -4.82   -0.20  2364.82         
 合500                                      
 種                                            
 前営業終   2368.06                            
 値       

31日の米株式相場は小幅に反落して始まった。

 

ダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日比43ドル96セント安の2万0684ドル53セントで推移している。

 

特段の新しい材料は見当たらない中、前日に上げた金融やエネルギー株が短期的な利益確定売りに押されている。

 

日本や欧州の株式相場が総じて軟調だったことも投資家心理の重荷になっている。

 

 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比12.097ポイント安の5902.247で推移している。アマゾン・ドット・コムが5日続伸し、上場来高値をさらに更新している。

 

商品市場では前日に約3週ぶりに1バレル50ドル台を回復した米原油先物相場が小幅に反落している。

 

 業種別S&P500種株価指数では「エネルギー」「金融」「ヘルスケア」の下げが目立つ。一方、「公益事業」「素材」が上げている。

 

 化学大手、FMCに穀物関連の薬品事業を売却する一方、同社の健康関連事業を買収すると発表した化学のデュポンは売りが先行。

 

スイスのバイオ企業、アクテリオンに対する大型買収の成功を宣言したと伝わったジョンソン・エンド・ジョンソンも小安い。

 

原油相場の上値の重さが嫌気され、石油のエクソンモービルの下げが目立つ。

 

 ダウ平均の構成銘柄では建設機械のキャタピラーが安く、ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなどに売りが先行している。

 

 朝方に発表した2016年12月~17年2月期決算が市場予想を上回ったソフトウエア開発のブラックベリーが大幅高。投資会社の買収提案に合意したと伝わったエンジニアリング会社のTRCカンパニーズは、買収価格にさや寄せされて急騰している。

 

 ダウ平均を構成する30銘柄では外食のマクドナルドや半導体のインテルなどに買いが先行している。