27日の前場寄り付きの東京株式市場で
日経平均株価は前日終値(1万9396円)を挟んで小動き。
年末年始休みを前に持ち高調整の売りが出る一方、前日までに3日続落し、
先高観から一部の国内勢は押し目買いに動いている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小動き。
足元の株高をけん引した海外勢がクリスマス休暇中で市場参加者が少ない。
8時30分に発表された11月の家計調査は実質消費支出が市場予想を大きく下回り
、「投資家心理に重荷となった」(フィリップ証券の庵原浩樹リサーチ部長)という。
27日付の日本経済新聞朝刊が「2017年3月期に米国の原子力発電事業で
1000億円規模の特別損失を計上する見通し」と伝えた東芝は16%安で寄り付いた
任天堂やイオンの下げが大きい。
中部電や菱地所も安い。一方で、小野薬が大幅高となった。
富士重やスズキの上げ幅も大きい。
三井住友FGや三菱UFJも上昇した。
為替相場27日(日本時間9時)
9時現在
1ドル=
117円19銭~
117円20銭
前日比 -0円05銭
1ユーロ=
122円52銭~
122円53銭
前日比 +0円01銭