2016/10/27(木)
株式会社帯広緑化振興公社
ゴルフ場運営
今年8月の台風10号の被害により
破産手続き開始決定受ける
TDB企業コード:039000497
負債7200万円
「北海道」 (株)帯広緑化振興公社
(資本金1億円、帯広市西17条北3-13-12、代表米沢則寿氏)は、
10月26日に釧路地裁帯広支部より
破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は岩田明子弁護士(帯広市西4条南1-18-1、
弁護士法人岩田法律事務所、電話0155-67-7785)。
当社は、1990年(平成2年)2月にゴルフ場経営を目的として、帯広市および地元経済団体、地元企業などの出資を受け第三セクターとして設立された。十勝川河川敷地内にパブリックコースのゴルフ場「帯広リバーサイドゴルフ場」を運営。
十勝管内でも集客数は上位に位置づけられ、99年3月期には年収入高約2億2500万円を計上していたが、その後、ゴルフ利用客の減少などから2016年3月期の年収入高は約1億2500万円に減少していた。
こうしたなか、今年8月に北海道を襲った台風10号の影響により十勝川が増水、当ゴルフ場も大きな被害を受けることとなり、8月末より閉鎖を余儀なくされていた。
復旧には多額の資金が必要となるなか、再開を断念、今回の措置となった。
負債は約7200万円。