[シドニー/ウェリントン 31日 ロイター] -
S&P/ASX200指数
0154GMT 5080.1 69.8高
前営業日終値 5010.3 5.8高
31日中盤のシドニー株式市場は1.5%の大幅続伸。
米株高や、月末・四半期末の資金需要に押し上
げられ、1カ月ぶりの大幅上昇となっている。
S&P/ASX200指数 は0110GMT(日本時間午前10時10分)時点で前日終値日
76.5ポイント高の5085.9。
上昇銘柄180に対し、下落銘柄は18にとどまった。
米連邦準備理事会(FRB)は追加利上げをゆっくりしたペースで
進めるとの観測が投資家心理を落ち
着かせ、S&P総合500種株価指数 は
3カ月ぶり高値に押し上げられた。
投資家心理を示す「恐怖指数」として知られるCBOEマーケット・ボラティリティー指数 は、
中国金融危機への警戒感が世界的な市場混乱を招く直前の昨年8月以来の水準に低下した。
豪州株式の上昇は、ここ数日不良債権増加への不安から大きく下げていた銀行株の反発が主導した。
コモンウェルス銀行 は1.7%高となり、指数押し上げの最大の原動力となった。
鉄鉱石、銅、石油がいずれも世界的な需要への警戒感から下落しているにもかかわらず、
資源株も急伸
前日のロンドン市場で大きく上げたBHPビリトン が3.4%上昇した。
1株0.34豪ドルの配当を発表したジェンワース・モーゲージ・インシュアランス は、4
%超上昇した。