S&P/ASX200指数
大引け 5101.5 5.1高
高値 5103.9
安値 5015.0
0504GMT 5087.6 8.8安
前営業日終値 5096.4 110.6安
2日のシドニー市場の株価は3営業日ぶりに小幅反発した。
一時値を下げたものの、
金融株が上昇し、中国経済の減速や、オーストラリアの国内総生産(GDP)統計が予想
をやや下回ったことに対する懸念を打ち消した。
S&P/ASX200指数 は5.1ポイント(0.10%)高の5101.
5で終了した。
2日中盤のシドニー株式市場の株価は、世界的な株安の流れを受けて続落している。
0504GMT(日本時間午後2時4分)時点で、S&P/ASX200指数 <.AXJ
O>は8.8ポイント(0.17%)安の5087.6。
前日は2.1%安と、8月24日
以来の安値で引けた。
同指数は、この日発表された4―6月期の実質GDP(国内総生産)が予想をやや下
回ったことで下げ幅を拡大、この日の安値である5019.30を付けた。相場はその後
、やや戻した。
金融株では主要銀行株がすべて下落、相場全体の足を引っ張った。
マッコーリー銀
エネルギー銘柄は、原油相場がオーバーナイト取引で約8%下がったことが響き、オ
リジン・エナジー が4.1%安、石炭大手ホワイトヘブン・コール が3
.6%安。
半面、アーマー・エナジー< AJQ.AX>は、オリジン・エナジーがクイーンズランド州
に持つ原油・ガス権益の買収で合意したことが強材料となり、一時120.6%高と、約
13カ月ぶりの高値に急伸した。
オースチン・エクスプロレーション は米ミシシ
ッピ州での掘削で油田が見つかったことで36.4%高を付けた。