骨肉腫と診断されて 16 | 農家はもう中学生 〜中3〜

農家はもう中学生 〜中3〜

今最も熱い県、埼玉県を離れ(レイクタウン、イケア、コストコ、ららぽーと・・・涙)旦那様の一言{田舎暮らしをする!!}により静岡県の伊豆、松崎町に移り住み、
米作りを中心とした農家になった、夫婦による農家のブログです。
2018年4月から農家中学3年生!!

寝ている間にいってしまうんじゃないかと思って寝れない。

それがサラとってウザいのかもしれないけどそばにいたい。
勝手だな。完全に自己満じゃん。

肺に転移したのか、痛いのか、どちらにせよ息が荒い。
ハァハァハァハァハァハァ、、、

痛いのか苦しいのか寝ては起きて寝ては起きて。
寝てはと言うけど、きっと完全に寝れてないんだと思う。
どうにも体が落ち着かないらしく、頻繁に体勢を変える。
体勢を変えるのも一苦労。


最初に決めた足は切らない、痛みはとってあげる。は
間違ってたのかもしれない。
痛みをとってあげるって事は、足を切ってあげなきゃ出来ないこと。

足を切るなんて。
なんて考えは間違ってたのかもしれない。

足を切っても寿命が変わらないにしても、痛みから解放してあげるほうが正解だったんじゃない?

8歳半の老体に麻酔、、、そこにビビる必要はなかったのかもしれない。
術前検査するじゃん。

何をやってもしなくても、きっと私は後悔するんだ、きっと。

ありがとう。楽しかったよ。忘れないよ。大好きだよ。
伝えたいけど、伝えるって事は死が近いから。

死んではほしくない。もっと一緒に色んなところへ行きたい。
りりいの記憶に残るまでは頑張って。



そう思う気持ちはもちろんある。
けど、こんな辛そうな姿を見て、頑張って。とは言えない。
十分頑張ってる。

もう、頑張らなくてもいいよ。
その気持ちもある。

サラの気持ちはわかってる気でいたけど、まったくわかんないや。
どうしたいんだろう。

どうすればいいんだろう。