アルコール依存症と言っても色々ありまして、
昔みたいな酒乱タイプの方は少なくなりましたが、
今の世の中、隠れアルコール依存症の人が増えています。
お酒にマツワル問題は、少しあるけど、
日常生活において、「断酒せなあかん!」まではいってない人です。
いわば幸せなまま一生を終える軽度アルコール依存症、
そうなれなかった自分を、今は悔やむまでですが、
しかしアルコール依存症は、完治せぬ進行形の病、
例え軽度と言えども、やめた方が良いことに変わりはありません。
その意味で言うんなら、限度超えたからこそ断酒出来た私、
これはこれで良かったのかもしれません。
ところで本日のお題、「断酒後の養生。」。
アル中として、好きなお酒をやめたのに、
以前と変わらぬ日々では困ります。
確かにお酒に掛かるお金は浮いたし、健康状態も回復、
更に気分の変調、鬱の出る回数も減って来ました。
しかし毎日が楽しいわけではありません。
元々孤独な一人暮しのおっさんです、
老後の酒呑む楽しみが無くなった以上、
それに代わる何かを探さねばなりません。
(この課題は、定年後のおっさん全てに共通かもしれませんが。)
ということで、田舎ぐらし探索。
最近京都・奈良・滋賀へ候補地を見学に行っております。
昔夢見たような100坪以上(家屋・菜園用地込)、なんてことは考えておりません。
実現する気力も残ってない。
田舎暮らしと言っても、都会生活に疲れたから、
何の当ても無しに行って成功する訳ではありません。
実際に田舎暮らし出来る人は、その土地で描く理想があり、
夢を実現出来る能力がある人だけだと思います。
歳と共に断酒したとはいえ気力衰え、意欲も減退した私には、
トカイナカ(都会と田舎の中間)でせいぜいなのであります。
ということで地方の駅徒歩圏、
少しお花と野菜でも植える庭があればと考えています。
最悪場合によったら今の所にずっと、
或は地方のマンション暮らしも有り得ます。
なんか夢が萎んでしまったようで申し訳ありませんが、
既にアルコール依存症の後遺症による持病持ち。
(持病は何もお酒の影響だけでは無いが・・・。)
これが現実なのであります。
しかし元々鬱があって仕事のストレスからアルコール依存症になり、
それでも断酒し回復しつつあるならば、これでも良く治った方だと思っています。
但しマダマダ実際には分かりません。
親を見送ったら、自棄になって(或は希望を持って)、
後先考えず、ど田舎暮らしを始めるかもしれません。
人間絶対安心な最後なんてありません、
自分さえ納得し、他人様に迷惑掛けなければ良いのであります。
断酒後の養生、この先どうなるのでありましょうか。
(不安も大分あるぞーー。)
追記
お酒をやめた後のこと、皆さん悩むと思います。
お酒呑まんでも楽しく暮らせる人は、最初からアルコール依存症にはなりません。
(又これがあるからこそ、スリップする人が出てきます。)
試行錯誤、ひょっとしたら突発的、或は破れかぶれ、
断酒した後の暮らし方は、アル中にとって悩みと迷いの連続なのです。
誰か100点満点の答えを出してくれーー!