タイトルは、(・3・) アレですが、
夏の時期に困る、蟻の被害に意外と効果のあるのが、
『 輪ゴム 』なんです。
蟻は、足跡フェロモンというものを持っていて、
その匂いによって自分の通って来た道や、
仲間の通って来た道を知るのだといいます。
その匂いを、輪ゴムが遮断するのか、
輪ゴムそのものの匂いがアリが嫌いなのか分からないが、
輪ゴムを必要に応じて、
大きい輪にするなどして使うと良いようである。
簡単なところでは、台所のテーブルの脚に、
輪ゴムを3つほど束にして巻き付けるというもの。
3つにするのは万が一、劣化や、椅子などとの衝突によって、
切れたり外れたりして、効果がなくなるのを防ぐ為である。
砂糖の入れ物や、お菓子の入った缶の容器、
ゴミ箱、台所の三角コーナーなどにも、
少し大きめの輪ゴムや、
ゴム同士を連結させて大きな輪にして、
グルッと1周、回すことで、蟻の侵入を防ぐ事が出来ます。
通常、土壌に巣を作る蟻ですが、
昨今、鉄筋コンクリートの細かな亀裂や穴に、
アリが巣を形成するのが、さほど珍しくなくなった気がします。
困ったことに、
女王アリがいて、巣を作る細い隙間さえあれば、
働きアリは、そこに巣を作るでしょう。
夜間に光に集まる昆虫の死骸など、
餌となるものは、豊富に揃ってしまう状況も
助長させる結果となっています。
殺虫剤もあるわけですが、
台所など、使用に躊躇する場所柄、
この輪ゴムの利用は、有効であると思います。