突然ですが、肉にはスジがあるのは当たり前のことですよね。
もちろん、固いスジは除去しなければとても噛み切れず食べにくいです。
でも、たとえばハラミ(1,480)の兄弟サガリ(同)のスジのほとんどは、そのまま付けたままでもやわらかく苦になりません。
ただ、微妙な違いがあります。
そしてこの僅差こそが、脳内に至福の記憶を残せるかどうかの瀬戸際の選択結果に結びつくと思うのです。
舌に絡みつく美味しさは、他にもウデ肉のトンビ(1,280)にも表れます。
もう皮か脂のような微細なスジも丁寧に下処理をいたします。
そんな小さな仕事を口に入れた時に思い出して頂ければ、嬉しい限りです(^-^)