焼肉竹公式ブログ 笑売日記

焼肉屋の親父から見た今、世の中のありとあらゆるものを考察して行きます。もちろん、焼肉を始めとするグルメについても。
脂滴る焼肉の七輪の煙の向こうに、私が見たものとは……。


テーマ:
人は誰もがこの世を楽しむために生まれてきた。
つまり遊ぶため。
遊楽といっても、惰眠を貪ったり、ネットやギャンブル、異性、アルコールや薬に依存する逃避のことではないだろう。

その答えは……、山。

五個荘山本町の新兵衛公園から始まる、どの町にもありそうな里山の清水山は、最近通い出した遊び場だ。

園内のイノシシ用の防網を開けてその懐に入ると、すぐに広場がある。

ここでいつも、ベンチも利用して軽くウォーミングアップ。

{4E33FCCC-3CD4-437E-8400-0ED931D7306A}

広場の真ん中に大きな石碑が鎮座しているが、何が書いてあるのか、長年の雨風に消されてよく読めない。

公園の名前である新兵衛さんの由来でも記されているのかも知れない。

{2B8D72CB-FF57-4DB0-9462-10B70178A985}

そこからしばらく行くとお寺があり、左手に登山口が見える。

{3F9791B9-6BAE-4208-8179-01EFBE54CA12}

地元の人の手によるのだろう、整備された山道は危険箇所もなく、安心して登れる。

{4320E610-FCFD-43AE-9F97-FE758A2DD028}

目の前に比較的美しいヒノキの葉っぱが私を手招きするように表れた。

そう、そう。
店の料理の飾り用に、少しだけ自然から頂いていこう。

64枚。
O型の私がその枚数を数えるのは、無駄な乱獲を防ぐため。

{E718A790-04EC-48F3-A50B-BFB824C94208}

そこからほどなくして稜線に辿り着いた。
ヒノキの採取時間を除けば、半時間足らずの道程。
丁度良い運動になる。

{0EEC3C7C-367C-4C49-A3E7-CF23E1FAC2CE}

一気に視界が開けた緩く穏やかな道。

{2E87CE7C-A13A-4F99-9ACF-5EB8BE1CC6CD}

高圧線が、山と町を結ぶ。
人はいつか自然からの圧力に屈した。

意のままにしようとせず、耳を傾け、共存することで真の自由を得る事の大切さに気づくという意味で。

{ADCEA4BF-211A-43BD-9EBD-B2D05628815E}

箕作城跡の石碑。
もうすぐ目指す頂上の城跡だ。

{7AC65752-9088-4178-A363-03A799EE57EA}

ゴール手前に気の利いた休憩場所がある。
十数名程度のグループ登山の昼食時に利用するのに良い感じ。

{8869B5EF-AA6B-49AF-9908-D1E3D8EAE547}

今日は霞んでいるが、伊吹山や琵琶湖も見渡せるビューポイントである。

{759F332E-5349-465A-93A7-AA1C4EBC631B}

{CD351CD4-DD47-451F-B08C-643673715BFA}

その場所からすぐに、麓からも目立っている城跡の鉄塔が高く聳え立つのを仰げる。

歩き始めた時には涼しくて快適だと思ったが、ここに来て晴れ間もチラチラ、汗が噴き出し、心地よい疲れとなった。

さて、今日の我が故郷はどんな顔をしているのか、早速眺めてやろう。

{935E641A-A215-4B23-9C04-3A621871C6D3}






いいね!(19)  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
仕事柄、レジに並ぶ事が多い。

が、いつも疑問に思うのは、たまに行く小さな個人店ではそれなりのコミュニケーションが取れるのに、いつもよく行き馬鹿買いするスーパーなどの大型店でそれは期待出来ないということだ。

何か腑に落ちない。

通り一遍のマニュアル対応して貰えるのはまだまし。
ぶっきらぼうに何の愛想もなく、機械のように無言で商品と人をピピッと言う音と共に左から右へと流す。

人間さえもがただの物のように扱われ、心にレジ済みのシールを貼られる感じ。

その点、このレジ係の女性の実話はそんな冷めて暗くなる心をほのぼのとした明かりで灯してくれる。

また、今自分の仕事に満たされぬものを感じ、転職を考えている人へも、重要なメッセージを発している。

やはり、どんな仕事も人や心が1番なんだな。

3年前の記事を読み直し、また感動して泣いてしまった。


【あるレジ打ちの女性】

その女性は何をしても続かない人でした。
田舎から東京の大学に来て、部活やサークルに入るのは良いのですが、すぐイヤになって、次々と所属を変えていくような人だったのです。

そんな彼女にも、やがて就職の時期がきました。
最初、彼女はメーカー系の企業に就職します。

ところが仕事が続きません。
勤め始めて3ヶ月もしないうちに上司と衝突し、あっという間にやめてしまいました。

次に選んだ就職先は物流の会社です
しかし入ってみて、自分が予想していた仕事とは違うという理由で、やはり半年ほどでやめてしまいました。

次に入った会社は医療事務の仕事でした。
しかしそれも、「やはりこの仕事じゃない」と言ってやめてしまいました。

そうしたことを繰り返しているうち、いつしか彼女の履歴書には、入社と退社の経歴がズラッと並ぶようになっていました。
すると、そういう内容の履歴書では、正社員に雇ってくれる会社がなくなってきます。

ついに彼女はどこへ行っても正社員として採用してもらえなくなりました。
だからといって生活のためには働かないわけにはいきません。

田舎の両親は早く帰って来いと言ってくれます。
しかし負け犬のようで帰りたくはありません。

結局、彼女は派遣会社に登録しました。
ところが派遣も勤まりません。
すぐに派遣先の社員とトラブルを起こし、イヤなことがあればその仕事をやめてしまうのです。

彼女の履歴書には、やめた派遣先のリストが長々と追加されていきました。

ある日のことです。

例によって「自分には合わない」などと言って派遣先をやめてしまった彼女に、新しい仕事先の紹介が届きました。
スーパーでレジを打つ仕事でした。

当時のレジスターは今のように読み取りセンサーに商品をかざせば値段が入力できるレジスターではありません。
値段をいちいちキーボードに打ち込まなくてはならず、多少はタイピングの訓練を必要とする仕事でした。

ところが勤めて1週間もするうち、彼女はレジ打ちにあきてきました。
ある程度仕事に慣れてきて
「私はこんな単純作業のためにいるのではない」と考え始めたのです。

とはいえ、今までさんざん転職を繰り返し、我慢の続かない自分が彼女自身も嫌いになっていました。
もっとがんばらなければ、もっと耐えなければダメということは本人にもわかっていたのです。
しかしどうがんばってもなぜか続かないのです。

この時、彼女はとりあえず辞表だけ作ってみたものの、決心をつけかねていました。

するとそこへお母さんから電話がかかってきました。
「帰っておいでよ」
受話器の向こうからお母さんのやさしい声が聞こえてきました

これで迷いが吹っ切れました。
彼女はアパートを引き払ったらその足で辞表を出し、田舎に戻るつもりで部屋を片付け始めたのです。

長い東京生活で、荷物の量はかなりのものです。
あれこれ段ボールに詰めていると、机の引き出しの奥から1冊のノートが出てきました。

小さい頃に書きつづった大切な日記でした。
なくなって探していたものでした。

パラパラとめくっているうち、彼女は
「私はピアニストになりたい」と書かれているページを発見したのです。
そう。彼女の高校時代の夢です

「そうだ。あの頃、私はピアニストになりたくて練習をがんばっていたんだ。。。」
彼女は思い出しました。

なぜかピアノの稽古だけは長く続いていたのです。
しかし、いつの間にかピアニストになる夢はあきらめていました。

彼女は心から夢を追いかけていた自分を思い出し、日記を見つめたまま、本当に情けなくなりました。
「あんなに希望に燃えていた自分が今はどうだろうか。履歴書にはやめてきた会社がいくつも並ぶだけ。
自分が悪いのはわかっているけど、なんて情けないんだろう。
そして私は、また今の仕事から逃げようとしている。。。」

そして彼女は日記を閉じ、泣きながらお母さんにこう電話したのです
「お母さん。私 もう少しここでがんばる」

彼女は用意していた辞表を破り、翌日もあの単調なレジ打ちの仕事をするために、スーパーへ出勤していきました。

ところが、「2,3日でいいから」とがんばっていた彼女に、ふとある考えが浮かびます。
「私は昔、ピアノの練習中に何度も何度も弾き間違えたけど、繰り返し弾いているうちに、どのキーがどこにあるかを指が覚えていた。そうなったら鍵盤を見ずに楽譜を見るだけで弾けるようになった」

彼女は昔を思い出し、心に決めたのです。
「そうだ。私は私流にレジ打ちを極めてみよう」と。

レジは商品毎に打つボタンがたくさんあります。
彼女はまずそれらの配置をすべて頭に叩込むことにしました。

覚え込んだらあとは打つ練習です。
彼女はピアノを弾くような気持ちでレジを打ち始めました。

そして数日のうちに、ものすごいスピードでレジが打てるようになったのです。

すると不思議なことに、これまでレジのボタンだけ見ていた彼女が、今まで見もしなかったところへ目がいくようになったのです。

最初に目に映ったのはお客さんの様子でした
「ああ、あのお客さん、昨日も来ていたな」
「ちょうどこの時間になったら子ども連れで来るんだ」とか、いろいろなことが見えるようになったのです
それは彼女のひそかな楽しみにもなりました。

相変わらず指はピアニストのように、ボタンの上を飛び交います。
そうしていろいろなお客さんを見ているうちに、今度はお客さんの行動パターンやクセに気づいていくのです。

「この人は安売りのものを中心に買う」
とか
「この人はいつも店が閉まる間際に来る」
とか
「この人は高いものしか買わない」
とかがわかるのです。

そんなある日、いつも期限切れ間近の安い物ばかり買うおばあちゃんが、5000円もするお頭付きの立派なタイをカゴに入れてレジへ持ってきたのです。

彼女はビックリして、思わずおばあちゃんに話しかけました。
「今日は何かいいことがあったんですか?」

おばあちゃんは彼女ににっこりと顔を向けて言いました。
「孫がね、水泳の賞を取ったんだよ。今日はそのお祝いなんだよ。
いいだろう、このタイ」と話すのです。

「いいですね。おめでとうございます」
嬉しくなった彼女の口から、自然に祝福の言葉が飛び出しました。

お客さんとコミュニケーションをとることが楽しくなったのは、これがきっかけでした。
いつしか彼女はレジに来るお客さんの顔をすっかり覚えてしまい、名前まで一致するようになりました。

「○○さん、今日はこのチョコレートですか。でも今日はあちらにもっと安いチョコレートが出てますよ」
「今日はマグロよりカツオのほうがいいわよ」などと言ってあげるようになったのです。

レジに並んでいたお客さんも応えます。
「いいこと言ってくれたわ。今から換えてくるわ」
そう言ってコミュニケーションをとり始めたのです。

彼女は、だんだんこの仕事が楽しくなってきました。
そんなある日のことでした。

「今日はすごく忙しい」と思いながら、彼女はいつものようにお客さんとの会話を楽しみつつレジを打っていました。

すると、店内放送が響きました。
「本日は大変混み合いまして大変申し訳ございません。どうぞ空いているレジにお回りください」

ところが、わずかな間をおいて、また放送が入ります。
「本日は混み合いまして大変申し訳ありません。重ねて申し上げますが、どうぞ空いているレジのほうへお回りください」

そして3回目。
同じ放送が聞こえてきた時に、初めて彼女はおかしいと気づき。周りを見渡して驚きました。
どうしたことか5つのレジが全部空いているのに、お客さんは自分のレジにしか並んでいなかったのです。

店長があわてて駆け寄ってきます。
そしてお客さんに
「どうぞ空いているあちらのレジへお回りください」と言った、その時です。

お客さんは店長に言いました。
「放っておいてちょうだい。私はここへ買い物に来てるんじゃない。あの人としゃべりに来てるんだ。だからこのレジじゃないとイヤなんだ」

その瞬間、レジ打ちの女性はワッと泣き崩れました

お客さんが店長に言いました。
「そうそう。私たちはこの人と話をするのが楽しみで来てるんだ。今日の特売はほかのスーパーでもやってるよ。
だけど私は、このおねえさんと話をするためにここへ来ているんだ。
だからこのレジに並ばせておくれよ」

彼女はポロポロと泣き崩れたまま、レジを打つことができませんでした

仕事というのはこれほど素晴らしいものなのだと初めて気づきました。
すでに彼女は昔の自分ではなくなっていたのです。

それから、彼女はレジの主任になって、新人教育に携わりました。

彼女から教えられたスタッフは、仕事の素晴らしさを感じながら、お客さんと楽しく会話していることでしょう。

{5654A99C-A0CF-4246-A52D-3E1B7F6132D4}



仕事の楽しさや、やりがいというのは、元々あるものではなくて、自分で見つけるものなのかもしれません。

嫌な仕事でも、楽しくやろうとするだけで、自分だけでなく、身の周りの人や、環境も良い方向に変わっていくのでしょう。

私もこの女性のように、今よりもっと、自分なりの仕事に対するやりがいを見つけられたら良いなと思いました。

(FB『元気が湧いてくる』より抜粋)
いいね!(10)  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
休日の昼下がり、暑い、暑いと言いながら猪子山へと。
皆が出払って留守番は寂しいだろうと、我が家のお犬さまハイドを連れて来たのは良いが、よその犬が付けた縄張り印のにおいかぎに何度も立ち止まり、山頂にたどり着くのに倍以上の時間が掛かってしまった。

しかし、来て良かったのは、木陰のアスファルトの道が予想外に涼しかったこと。

{2B5CF4CE-1B41-4BD9-B970-C78C5F9B7718}

箱入り犬は運動不足で、疲れて途中から歩こうとしなくなった。
道端にメス座りし、頑固に動こうとしない。
遙か先にいた私は仕方なく、せっかく上った急傾斜を下り、ハイドをなじる。
それを敏感に感じ取ったのか、手で軽く押すと怒って甘噛みされた。
長女には決してそんなことはしないのに、やはり私は2番目、いや家族の中でも最下位なのかも知れない。

暫く休ませた後、ようやく動き出してくれたかと思ったら、急な坂道を反対に小走りに下りはじめる始末。
慌てて前に回り込み、仕方なく、抱きかかえて上り直した。

道半ば、登り道は石段に変わる。
ここでようやく、ダッコチャン犬形をそっと下ろす。
実はこの犬に限らず、前に飼っていたチワワのメリーも、石段は得意で楽しむようなのだ。
四つ脚の特権だろうか、階段はトントンとリズム良く、先ほどまでの坂道とは打って変わり体軽そうに上る。

時折振り向き、今度は逆に、息切れした私を生意気にも見下ろすような態度までとる。

{05EC9A87-D30F-431C-9C70-101F9C2CB557}

薄曇りの空に太陽の光が和らぐ山頂。
小さな家々を包み込むように水を張られた田圃が鏡になって銀色に輝いていた。


{7374A502-CD64-48B7-8AAA-8637018D1DEB}

{BEE775E2-6AF9-42FC-8071-7A0446FA4EE8}

地球や生きとし生けるものの生命の息吹を感じさせられる光景。

それを遠く眺めている私の直ぐ近くにも、小さな命が見守られ、大切に育てられていた。

狭いドラム缶の中ではなく、その水面が捉えた無限の空が住み処とばかりに、悠々生き生きと遊泳していた。

{0925A2DD-FBD3-48FC-8324-B8F3B53CC95F}

{D1995964-C4E4-456A-9898-7124A61F6AF4}

琵琶湖の雄大な景観を見渡せるベンチにどっかと腰掛け大名気分。
家来は反抗的な子犬一匹。

{774A8A52-D32E-43A1-BB5B-DAB5D5FDFF57}

薄光りとはいえ、初夏の太陽はさすがに強い。
額の汗が途切れそうにないので、休憩小屋に避暑。

先客はなく、引き戸は開けたまま、締め切られていた窓を一つだけ開け、その前のベンチに座っていると風が集中して流れて天然の空調になる。

即刻汗が引いた。

{854F50AB-7B5E-466D-8013-084C3C69F316}

ふと足下の壁の落書きが目に入った。

{DD87CDB9-5309-4D14-A8F6-BAAE922E79CB}

今から23年前のもの。
よく消えないでいたものだ。

何があったのか、つい想像してしまう。
友達か彼氏が家出でもしたのか?
あるいはみぞれ混じりの恋をしていた相手の気持ちが雪へと変わり、他の誰かに行ってしまったのだろうか?

23星霜の時がしみ出した霜柱は溶け、青春の恋は今どんな形に、または思い出になっているのか?

小屋の外に人がやって来た気配に怯えて膝の上に飛び乗ってきたハイドを宥めながら、あらぬ想像をしていた。

{31EC8759-0DE1-4981-87EE-8FDE3C48BF72}

こんなどうでも良い時間が決して無駄になることなく、けっこう疲れを取り、明日の活力になるもの。

さあ、帰りに店の仕入を一寸だけしておうちに帰り、夜は家族と語り合い、少しお勉強して一日を終えよう。

誰に感謝するともなく幸せ者だ。

{FDC000BB-33F6-40BC-B531-3635ADB6B775}



いいね!(11)  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
「マーチャン!」

自分の名を呼ぶ声に驚いて振り向けば、スーパーの玩具売場で何やらぐずっている幼児が目に入った。
そして声が聞こえた少し離れた方を見ると、その様子をじっと見守る母親と見られる女性が困った顔をして佇んでいた。

「帰るよ!」

どうやら欲しい玩具を買って貰えなくて、その場を離れられないようだ。
隣の文房具店に居た私は、時々目をやり、暫く耳を済ませて、成り行きを伺っていた。

母親が近づき、なだめだした。
すると幼児は、自分の望みが断ち切られて大声で泣きわめきはじめた。

ふと、遠い記憶が蘇る。
私も欲しい物の前で地ベタに座って動こうとせず、お袋を困らせた口だ。

もう一度、あんな風に自分の我が儘だけ通して泣き叫んでみたい、素直にそう思えた。
無理やり引っ張る手に抵抗してみたい。

そうして叱られてみたい。
真っ直ぐに甘えたい。

いまだに周囲から「ちゃん」付けで呼ばれる50代半ばのおっさんが、どこにもある何気ない日常風景に心乱されてしまった。

いや、日々の暮らしを内省してみると、心にまだ、あの幼稚で我が儘な性格が残っていて、それは形と対象を変えて今も普段に時折、顔を出しているようだ。

そんなことでは泣けない大人。
でも、時々分かって欲しい幼児性。

何かに甘えたいとか、縋り付きたいとか、それは弱いってことだろうか?
心のどこかに寂しさを抱え、母性を求める中年男は、ただ気持ち悪いだけの存在なのか?

{EBFA4C68-5C61-46E0-89E6-B630F6052DD3}



それでも、意地を張り、カミさんや、ましてや娘になど、弱音は吐けないし、弱みは見せない。
すでに数多の欠点は見抜かれていることだし、あとはこの先ずっと、偉そうにしてはごまかし続けるしかないのかもしれない。

「また、お父さん、Amazonから本が届いてるで。もういい加減にして!」

人生の疑問を本に問い続け、そう言われるたびに小さな段ボールの箱を抱えて書斎に逃げこむ私は、まだまだこの世界の地ベタをカミの手に引きずり回されているただの駄々っ子に過ぎない。

本当に欲しくて必要なものには気付かずに、人生の玩具探しを今日も続けている。


いいね!(10)  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
中々よさげなロースが入荷しました。
サシはそこそこ、端くれを食しますと、サーロイン(2,480/120g)独特の滋味でありながら、至って良質なのでしょう、意外なあっさり感に驚かされます。

ステーキカットが王道でありますが、奇をてらい薄切りで、卵黄、もしくはおろしぽん酢で召し上がるのも乙なものですね(^-^)

本日のイチオシです。


{9D2F9170-835A-4C80-9411-DEB74EF6F5E3}

いいね!(2)  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

花は開く

命は咲く


花よ、開け!

命よ、咲け!


花よ、その花よ、開き切れ!

命よ、この命よ、咲き乱れろ!


{EE7FA7D3-BFD8-46F9-A73E-4D307055632E}


あとどれほど、生きられるのだろう?

与えられた時間に出来る事なんて、たかが知れている。

いずれ脳細胞が死滅したなら、これまでの一切の記憶は無に帰するだろう。

錆びた基板に、記されていたすべてが消え去るように。


だが、心は残る。

言葉を知らぬ花が人の優しさに美しく咲くように。

言葉の通じぬ犬が、買主の愛情に瞳輝かせ、尻尾を振るように。

認知症の母が、本能で、もはや力の出ない弱々しい手を使い、我が子を抱きしめるように。

人の命も、知識や思い出は枯れ果てても、知恵なき蕾が膨らむように、表面上のデータや言葉の代わりに、もっと本質的な心が吹き込まれていることだろう。


命を持たない固い石にだって、心は宿る。

いつか草原に命の風吹き渡らせよう。


その先へと、私は行こう。


{DE9669F2-7E69-45C8-A81D-A83CBCBBD20E}

{75DDF718-74AE-434D-9373-83416CE4A15E}



いいね!(5)  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
人間の記憶とは不思議なもので、たった今したこと、あるいはしようとしたことは簡単に忘れてしまうのに、遙か昔、誰も知らない自分だけの小っちゃな小っちゃなことを妙にいつまでも覚えているものです。

それは痛みを伴う場合もあれば、思い出すたびにクスッと笑える場面もあるでしょう。
幼少の頃の記憶は時にトラウマとなって死ぬまでつきまとうことは知られています。
大人の何気ない一言で、幼き純粋な夢を打ち砕くのは避けたいものです。

そんな中、老若男女、誰もが喜びの感情と共に一生、ひょっとしたら死んだ後も記憶に残るのではないかと思われるシーンがあります!

それは、美味しい食事。
その食べ物の味覚からビジュアル、匂い、周りの風景や人まで今でも目の前に浮かんできます。

そんな映像にぴったり当てはまるのが恋人や友達、仲間とワイワイ楽しんだ焼肉ではないでしょうか?
……、であれば嬉しい(弱気(^_^)ゞ)。

そして、その時の食材が希少でインパクトがあればあるほど、思い出は尽きません。

ハラミのような食感にフィレロースにも匹敵するやわらかさを兼ね備え、カルビの濃厚なうまさも内に秘めている信じられないお肉。
それは、「カイノミ」(1,480)。

もう決して忘れることの出来ない素敵な思い出を未来へ残すために、出掛けてみませんか?

{34D32444-D301-45B2-9941-4EE789D9A120}

{61360CAA-83C5-4059-9DB3-48149B77FF24}

{D7D96DAA-4F55-496C-8B99-64870F19F39E}


いいね!(8)  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
真夜中、毎晩ほとんど明るくなるまで、店の駐車場の片隅に独りぽつねんと佇んでいる我が家の猫のモモ。

何かをずっと待ち続けているかのようだ。

{F1CB713A-128A-41EC-9660-F5CF9DF1ECDE}

それとも、番猫の役割を果たしてくれてるのだろうか?

そんなことはなかろう。
こないだも、新聞配達の人がやって来たとき、そそくさと逃げ去ったではないか。

ともかく、夜目遠目がきくだろうが、今夜も何も現れそうにもない。

シャワーを浴び終え、夜風に涼しむ私は、そんなことを思いながら彼(名前に違い雄)の後ろ姿をじっと見つめていた。

そこへ今夜は珍しく夜更かししている娘が家から出て来て私に近づき訊いた。

「最近、黒い猫くる?」

時折、店と家の間の通路にまで侵入し、人影を見たら一目散に走り去るあの猫のことだ。
多分野良猫。
勝手にノマと名付けてある。

そう言えば、ここ数カ月姿を見ない。

隣にいた娘がモモを見ながら言った。

「あれさ、雌猫やない?」

……!?
そ、そうだったのか。
そんな間柄だったんだ。

いつも躰の大きい方のモモが追いかけ回していたから、てっきり雄同士だと思っていた。

求愛行為だったのか。

ノマ、車にでもはねられたか、保健所へ連行されたかも知れぬと心配したつもりで言うと、「縁起でも無いこと言わんといて!」と娘に一喝された。

そうか、そうかも知れない。

そう思って小さな白い背中を見直すと、いじらしさにキュン死しそうになった。

我が家の忠猫モモ公。

マンションの屋根に落ちかけた月も星屑の涙を宇宙いっぱいに零している。

擬人化にもついしてしまう。
こんな静まり返った初夏の澄んだ夜空の下で、来るはずがないかも知れない愛を探して、ひっそりと君は胸を痛めてたんだね。



{A4947FA6-3B1A-4E51-891C-2D640F688A8D}

自宅に戻り、普段気にも止めていなかった上がり口のマットレスが眩しく目に入り驚いた。
そして、乾いたまぶたの裏に染み込んだ。
偶然は必然か。

モモとノマの足跡。
黒猫が白猫の背中に熱い視線を浴びせているように、すこしだけセンチになっていた心に映し出された。

{2FAB6D7E-C786-47CA-B953-FEC5D250AD2A}

いいね!(4)  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
たぶん、きっと、仕事で人生の目的は達成できないのではないか?

どんなに成功しても、当たり前だが巨額の富を得ようが、人生の意味そのものを追求しなければ、真の満足にたどり着くことは不可能だと思う。

何かが足りないと、人はあくせく働きながら、のんびり暮らしたい飽くなき欲求を持つものだ。

幸せは自分の中にあると言うけれど、自分っていったい何?
変な言い方に聞こえるだろうけれど、いつのどこの誰なのか?

{40A9CBC8-9092-402B-BB01-6021929E8ED5}



一つのヒントになるのは、意識である。
そしてそれがまた謎めいているのではあるが、意識はどこにあるか?

個なのか、大いなる存在なのか、考えれば考えるほど深遠な世界に迷い込んでしまう。

おそらく、神の視点があるとすれば、至極単純な構図なのかも知れぬ。

次元を越えることが叶わず、時間感覚に拘束されている身では、あるいはこころ、意識ではすぐに思考停止するしかない。

もしくは、小さな悟りを大きく取り違えて、つかの間の思い込みに酔いしれる。

大海の一滴になろう。
波に翻弄されながら、この世界と時間の狭間に身を委ねられたときにはじめて、自由になれる気がする。

意識は電波のようなものなのかもしれない。
姿が見えなくなった人たちを含め、いつでも、どこにも、自分の中にだって在る。
周波数にもたとえられる因縁が合えば現出するのだろう。
たまたま受信機になっているのがこの躰。
意識、生命は宇宙に遍満しているのでは。
無限意識が一つに漂いながら混線せず、邪魔にならず、ちっぽけな器に流れ落ちる。

だが、そう意識するからまた、何もかもが分からなくなり無限ループにはまり込む。
そうして悩み苦しみ、悲しんだその涙の行き先さえもが海中のもずくと化す。
一つに包摂されてバラバラになるのだから、それで良い。

そうして時折空に吸い上げられては真夜中の雲として漂流するのだ。
誰も誰かを何かを知らないままに。





ブログサークル
ブログにフォーカスしたコミュニティーサービス(SNS)。同じ趣味の仲間とつながろう!
いいね!(16)  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
連休後、店も少し落ち着いたかと思ったらさすが土曜日。
たいしてバタバタはしなかったのですが、有難いことにいつの間にか満席になっていました。

そんな中、盛り合わせ(880)を筆頭にキムチ各種(380)がここ最近の傾向として爆発的によく出ます。

昨夜も朝方まで白菜と大根、胡瓜の本漬けを終えました。

そして今夜は、ごまの葉の醤油漬け(380)。
仕入れに出掛けたときに、新鮮でとても綺麗なのを見つけて購入していたのです。

ハーブとして、大葉以上に癖のある香りがするのですが、それだけに一度嵌まると抜け出せない味のようです。

少し前までは認知度も低く、見向きもされなかった食材でしたが、今は多くのご注文を頂けるようになりました。

夏ばて予防には打って付けであります。
熱々のご飯を巻いて食せば、「オーバー」な言い方ではありませんが、「ごま」んぞく間違いなしです(*^_^*)
あ、お試しに「ハーブ」サイズはいかがでしょうか?

{438D0B8F-1487-4F4E-B69F-A9814F551B9B}

{734BC209-4857-43A7-BB1D-AB81845C899F}


いいね!(3)  |  コメント(8)  |  リブログ(0)