どちらにしろ、35ｋｍからはペースアップをはかることが出来ました。
もうココまで来れば、ラストまで走りきることが出来るのは確信出来ます。
あとは、どこまでしっかりと走りきれるかです。
なんて、悠長なことを考えている目の前に、本コース最大の難関と言われている南港大橋が・・・ Σ(ﾟдﾟ;)
どんどん近づく南港大橋。
したから見上げると結構な斜度です。
しかし、いざ登ってみると案外そうでもなかったような？
だてに30ｋｍの峠走をこなしてきたわけではなかったようです。
ほとんどのランナーが歩く中、軽快にグイグイ上っていきます。
頂上付近のオールスポーツのカメラにも、笑顔でＶサインです。
この1ｋｍを4分40秒でカバーできてるので、良かったですよ。
あとは下ってゴールを目指すだけ。
いつものＬｏｎｇ走通り、
「ラスト3ｋｍをしっかりと上げる」
と普段意識していることが、ここでもまだ意識する気力はありました。
そして、39ｋｍ
shim2さん どこ～？？？
ここからしっかりと上げるぞ！
と、踏み込んだ瞬間に左足から力が抜ける感覚が・・・
先ほどの南港大橋を下っているあたりから、左足の付け根から腸脛靭帯にかけて少し突っ張り感が
出てきているのが気になっていました。
維持していたペースではまだ走れたのですが、強く踏み込んで着地した瞬間の力が入らない。
ここへきてかぁ。。。
と、ペースアップをあきらめかけた時に、見慣れたフォームで走る1人の応援ランナーを右前方にとらえる。
「ばんぶ～さんやぁ ヾ(＠°▽°＠)ﾉ」
私が先に見つけて、大きく手を振ります。
ばんぶーさんも、気づいてくれて、しかも一緒に併走してくれてるじゃないですかぁ。
「いいペースですよぉ！」
って声かけてくれるし。
あきらめかけてる時に颯爽と現れて、背中を後押ししてくれる。
「なんてカッコいいヒーローなんだ！！」
ばんぶーさんの応援に答えるべく、力の入らない左足に激を飛ばし、最後のスパートをかけます。
途中、信号に引っかかったようでばんぶーさんは見えなくなりましたが、それでも1ｋｍ近く併走してもらいました。
仲間っていいですね。
42ｋｍ地点のコーナーを曲がり、あとはゴールに向かって直線。
前日受付で確認したあのゲートに向かって、両手を挙げてゴールです。
初フルマラソンの那覇マラソンから2年。
過去3回のフルマラソンは、
① 脚力不足で30ｋｍ以降歩き
② 故障のまま出走 30ｋｍ地点でリタイヤ
③ 故障のまま出走 ハーフ地点からほぼ歩き
と散々苦労しました。
そしてようやく今年は初めて
「完走」
と報告することが出来ました。
ただ、今回の大阪マラソンは私にとっては通過点。
最終目標に向けての
「42ｋｍペース走」
の位置づけです。
本当の試練はこれから。
もう一度、しっかりと自分の弱点を見直して再度練習を組み立てて生きたいと思います。
そうはいっても、今回の結果は
１．家族の応援と協力
２．Ｂｌｏｏｍｉｎｇでの高尾さんと 浜口 濱口 （←835指摘により訂正） コーチの指導
３．Ｂｌｏｏｍｉｎｇの仲間 切磋琢磨できる仲間
がなければ達成できなかったと思います。
この場を借りて、皆さんに感謝 感謝！
